「グレゴリーのバルトロ75」正直な使用感をレビューしてみる

      2017/06/08

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こんにちは、Kouです。
登山や旅をはじめアウトドアに欠かせないアイテムと言えばザックですが、その中でも特に人気のグレゴリー社(GREGORY)のバルトロについて、南米でこれを背負って1,000km歩いた僕がその特徴や使用感をレビューしてみました。

各部位の画像と説明はページの真ん中辺りから。実際に使ってみた感想はページ後半から。

 

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まずは特徴から

選べる大容量

バルトロは65L、75L、85Lの3つの容量が選べる大容量ザックで、身体の大きさに合わせてさらにそれぞれ3つのサイズ、S・M・Lがあります。

サイズごとに容量も違っていて、商品名に入っている65、75、85という数字はすべてMサイズの容量です。
SやLはそれぞれ約3~5LほどMよりも小さかったり大きかったりしますが、S・M・Lのサイズは容量ではなく必ず身体の大きさに合ったものにしましょう。

選び方としては、先にザックに求めるだいたいの必要な容量を決めてしまえば(65なのか75なのか85なのか)、あとは自分の身体の大きさによってSかMかLかが決まります。

分かりやすいようにスペックを表にしておきました。

 

容量 本体重量 高さ×幅 最大積載量
GREGORY バルトロ
65(S) 61L 2200g 74×37cm 22.7 kg
65(M) 65L 2300g 79×38cm
65(L) 69L 2360g 84×38cm
75(S) 71L 2320g 75×46cm 25.9 kg
75(M) 75L 2420g 80×49cm
75(L) 79L 2520g 85×49cm
85(S) 80L 2380g 27.2 kg
85(M) 85L 2440g
85(L) 90L 2600g

 

2015年モデルのカラーはブラック、ネイビー、レッドの3色

下でたくさん出てくる画像は僕のバルトロで、色はネイビーになります。(※カラーや細かいスペックなどは年度によって異なる部分があります。)

当初は前年に販売されていたエレクトリック・イエローというカラーが欲しかったんですが、僕が探した時点ではどこも売り切れ。

でも使っているうちにネイビーも愛着が湧いてきました。
メインカラーのネイビーにところどころ差し色のイエローを使っているのがいい感じです。

2016年5月現在の公式価格は「65」が42120円、「75」が44280円、「85」が50760円(各税込)と以前より少し値が上がっているようです。

ちなみにこのシーズンから女性用モデルのDEVA(ディバ)が新しく登場しており、サイズはそれぞれ「60L」「70L」「80L」と男性用よりも5Lずつ小さくなっています。

 

体型に合わせてパーツが替えられる

バルトロは「カスタムフィット対応モデル」と言って、ショルダーハーネスはS~Lの3段階、ウエストベルトはXS~XLまでの5段階から自分にあったものに交換することが出来ます。

同じ身長でも身体各部の長さなどは人により違うのでこれは嬉しいシステム。

注意すべき点としては購入後の交換が不可なので、こだわる人は必ず店頭で、それも「テクニカルフィッティングディーラー」のいるお店で実際にサイズを見てもらって買いましょう。

ただし、大規模店でも各パーツまでは置いていないことが多いので、基本取り寄せになります。日数には余裕を持って来店して下さい。

もちろん値段的にはやはりネットの方がかなり安いことが多いので、「細けぇこたぁいいんだよ!」という人、また「フィッティングだけリアル店舗でさせてもらって…」というは、ネットショップでポチるのもありかと思います。

 

さて、ではここから各部分を見ていきましょう。

 

フロントポケット

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縦に大きく開く大容量のフロントポケット。
南米を徒歩で1000km、東欧を自転車で4000km。共に旅をしてきたザックなので多少の汚れはご愛敬。

 

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開けると、内側下部にはレインカバー(ザックカバー)の入ったメッシュのポケットが付いています。
カバーの色はイエロー(本体がネイビーの場合)です。

 

ドリンクホルダー

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使わない時はこんな感じで格納しておくことが出来ます。マジックテープをバリバリっと剥がすと…

 

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ドリンクホルダーが現れます。画像は900ml入りの珈琲、ブレンディのペットボトル。
まだ多少余裕があり、1Lのボトルも無理なく入ります。ただし1.5Lのボトルはちょっと無理。

そして角度的にホルダーが斜め前を向いているのが分かりますか?

この角度が付いているおかげで、真上を向いたホルダーに比べてとても出し入れがしやすくなっています。

 

サイドポケット

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バルトロは左右に1つずつ大きなポケットが付いています。

僕は南米パタゴニアを歩いた際にネックウォーマーやグローブを入れていましたが、入れようと思えば1.5Lのペットボトルがすっぽり入るぐらいの容量があるのでいろいろ使えると思います。

 

リッド(雨蓋、天蓋)

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ここにも2つのポケットが用意されています。容量はどちらも1Lまでのボトルなら問題なく入るかと。

高さ的にギリギリですが、1.5Lボトルも入りました(横幅はまだ余裕あり)。裏側にも1つポケットがあります。

 

ウェストベルト

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ウェストベルトにも左右1つずつ、計2つのポケットが付いています。

上の画像は左側のメッシュポケットです。幅は15cm無いぐらいですね。
結構小さいので入れられるものが限られてきます。

 

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前年までのモデルは両方ともメッシュだったものが、右側は防水ポケットにチェンジ。チャック部分もしっかり防水になっているようです。

ここには時々スマホ(iphone5)を入れていましたが、防水を過信しすぎるのも怖いので、雨が降った時はビニール袋にいれてもっと奥にしまっていました。

 

内部

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リッドを捲ると上気室の出し入れ口が。ここの紐も差し色でイエローになっています。

 

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開けてみると中に同じくイエローのポケットが。

ハイドレーションで使う場合はチューブが後ろから出せるようになっているし、薄手のノートパソコンやタブレットなど(ただしループでフックに吊るすだけという構造上、重たい物は不向き)を入れておくこともできます。

 

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フロントポケット側からも、チャックで大きく開けられるようになっています。
下気室との境目のフックを外せば一気室にもなります。

 

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上部の口が幅約29cmまで、チャック部分は同約19cmまでのものが入ります。

 

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裏面から見たところ。
簡単に取り外し可能なので街歩きの際のサブバッグや、登山時に途中で荷物をデポして頂上を狙う際のアタックザックにもなります。

 

実際に使ってみて

容量的に

僕はバルトロ75を購入してすぐ、チリの国立公園で8日間のトレッキングをしたんですが、MSRの2人用テント(スペック&レビュー有)、クッカー(調理器具)、ISUKAの冬用ダウンシュラフ(スペック&レビュー有、同じくISUKAのコンプレッションバッグで圧縮しました)、ウェア、その他細々した道具も入れ、日数分の食料も入れていってちょうどくらいの容量でした。

パンパンまで入れようとすればまだ少し入る余裕があったと思います。
※水は現地調達できたので荷物には入っていません。

 

重量的に

正確に測ってはいないんですが、購入前に店で20kgの重りを入れて背負わせてもらった時よりも重く感じたので、トレッキングをスタートした時のザックは25kg程度あったかと思われます。

公式の最大積載量25.9kgギリギリだったぽいですが、それでもどこか破損しそうになることもなく、8日間安心して使えました。

 

使用感

セールで買ったためにLサイズしか残っておらず、店で背負った感じでは特に違和感無かったのでそれに決めましたが、身長175cmの僕の場合、実際に使ってみると背面が長すぎるのでMサイズが良かったのかなと感じています。

ボトルホルダーは斜め前を向いているので出し入れが非常にしやすい反面、屈んだ時にボトルが前に落ちてしまうことが何度もあったので注意が必要です。

メリットがあればデメリットもあるってことですね。
僕は一度ボトルを落として壊してしまい、以後屈む際は必ず手を添えていました。

またハイドレにも使えるイエローのサブバッグは、大荷物を置いていきたい時にとても便利でした。

ウエストベルトの右に付いている防水ポケットもスマホを入れるのにぴったりで重宝します。

ただし僕のiphone5はちょうど良かったんですが、iphone6などの一回り大きなスマホは入らない可能性が高いので注意して下さい。

もしここに入らなければビニール袋に包んでズボンのポケットに入れておいても大丈夫だと思います。

 

【まとめ】

多少値段は高いものの、機能的にはかなり使いやすい高機能ザック。

ショルダーハーネスやウエストベルトの交換までは面倒or安さで通販を選ぶという人も、S・M・Lのサイズは妥協せず、しっかりと身体に合う物を選ぶことをおすすめします。

 

 

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