旅男ライフ

旅する男のチャレンジライフ=「TABIO-LIFE」。 自転車、山、ヒッチハイク、DIY他。あれこれ興味のある事に挑戦したりしなかったり。最近は雑記も少し。

【グレゴリー/Gregory】バルトロと1,000km歩いたのでレビューしてみた

      2017/10/04

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こんにちは、KOUです。

登山はもちろんバックパッカーの旅にも欠かせないザックですが、その中でも特に評判の良い大型ザック「グレゴリー社(GREGORY)のバルトロ」について、南米でこれを背負ってパイネ国立公園やフィッツ・ロイをトレッキングし、計1,000km歩いた僕がその特徴や使用感をレビューしてみました。

各部位の画像と説明はページの真ん中辺りから。実際に使ってみた感想はページ後半にあります。

 

日帰り登山や小屋泊にちょうどいい中型ザックならカリマーのリッジ30及びリッジ40がおすすめです。こちらも併せてどうぞ。

【レビュー】カリマーのリッジ、新旧モデルの違いや使い方を徹底解説

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バルトロの種類とスペック

選べる大容量

バルトロは「65L」「75L」「85L」の3つの容量が選べる大容量ザックで、身体の大きさ(背面長)に合わせてさらにそれぞれ3つのサイズ、「S・M・L」があります。

サイズごとに容量も違っていて、商品名に入っている65、75、85という数字はすべてMサイズの容量です。

SやLはそれぞれ約3~5LほどMよりも小さかったり大きかったりしますが、S・M・Lのサイズは容量ではなく"必ず身体の大きさに合ったもの"にしましょう。

選び方としては、先にザックに求めるだいたいの必要な容量を決めてしまえば(65なのか75なのか85なのか)、あとは自分の身体の大きさによってSかMかLかが決まります。

 

2017年は新たに"バルトロ55""バルトロ95 PRO"が発売されました。

カラーは55がシャドーブラックとネイビーブルーの2色、95はボルケニックブラック1色です。

 

分かりやすいようにスペックを表にしてみました。

※対応背面長の数値は「第7頸椎骨(首の後ろの一番出っ張った骨)から両腰骨の最上部を結んだラインまで」のサイズ。これによってS・M・Lのどれを買うべきかが分かります。

 

容量 本体重量 対応背面長※ 最大積載量
GREGORY バルトロ
55(S)  ー 2100g 41~46cm  22.7kg
55(M) 55L 2100g 46~51cm
65(S) 61L 2200g 41~46cm 22.7 kg
65(M) 65L 2300g 46~51cm
65(L) 69L 2360g 51~56cm
75(S) 71L 2320g 41~46cm 25.9 kg
75(M) 75L 2420g 46~51cm
75(L) 79L 2520g 51~56cm
85(S) 80L 2380g 41~46cm 27.2 kg
85(M) 85L 2440g 46~51cm
85(L) 90L 2600g 51~56cm
95(S) 2980g 41~46cm 27.2 kg
95(M) 95L 2980g 46~51cm
95(L) 2980g 51~56cm

 

2015年~のモデルのカラーはシャドーブラック、ネイビーブルー、スパークレッドの3色

下でたくさん出てくる画像は僕のバルトロ75で、色はネイビーになります。

当初は2014年に販売されていたエレクトリック・イエローというカラーが欲しかったんですが、僕が探した時点ではどこも売り切れ。

でも使っているうちにネイビーブルーにも愛着が湧いてきました。
メインカラーのネイビーにところどころ差し色の蛍光イエローを使っているのがいい感じです。

2017年6月現在の公式価格は以下の通り。

  • バルトロ55 → 39,960円
  • バルトロ65 → 42120円
  • バルトロ75 → 44280円
  • バルトロ85 → 50760円
  • バルトロ95 PRO → 60,480円

 

ちなみに2015年のシーズンから女性用モデルのDEVA(ディバ)が登場しており、サイズはそれぞれ「60L」「70L」「80L」と男性用よりも5Lずつ小さくなっています。

※2017年からは従来のモデルよりも一段小さい容量50Lの"ディバ50"も新登場しました。

カラーはチャコールグレー、エジプシャンブルー、ルビーレッドの3色。(ディバ50はエジプシャンブルー、ディバ80はチャコールグレーのみ)

 

体型に合わせてパーツが替えられる

バルトロは「カスタムフィット対応モデル」と言って、ショルダーハーネスはS~Lの3サイズ、ウエストベルトはXS~XLまでの5サイズ、計15種の組み合わせの中から自分にあったものに交換することでベストなフィット感を追及できます。

同じ身長でも身体各部の長さなどは人により違うのでこれは嬉しいシステム。

注意すべき点としては購入後の交換が不可なので、こだわる人は必ず店頭で、それも「テクニカルフィッティングディーラー」のいるお店で実際にサイズを見てもらって買いましょう。

ただし、大規模店でも各パーツまでは置いていないことが多いので、基本取り寄せになります。日数には余裕を持って来店して下さい。

もちろん値段的にはやはりネットの方がかなり安いことが多いので、「細けぇこたぁいいんだよ!」という人、また「フィッティングだけリアル店舗でさせてもらって…」という人は、ネットショップでポチるのもありかと思います。

ではここから各部分を見ていきましょう。

 

部位解説

フロントポケット

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縦に大きく開く大容量のフロントポケット。
南米を徒歩で1,000km、東欧を自転車で4,000km。共に旅をしてきたザックなので多少の汚れはご愛敬。

 

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開けると、内側下部にはレインカバー(ザックカバー)の入ったメッシュのポケットが付いています。
カバーの色はイエロー(本体がネイビーの場合)です。

 

ドリンクホルダー

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使わない時はこんな感じで格納しておくことが出来ます。マジックテープをバリバリっと剥がすと…

 

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ドリンクホルダーが現れます。画像は900ml入りの珈琲、ブレンディのペットボトル。
まだ多少余裕があり、1Lのボトルも無理なく入ります。ただし1.5Lのボトルはちょっと無理。

そして角度的にホルダーが斜め前を向いているのが分かりますか?

この角度が付いているおかげで、真上を向いたホルダーに比べてとても出し入れがしやすくなっています。

 

サイドポケット

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バルトロは左右に1つずつ大きなポケットが付いています。

僕は南米パタゴニアを歩いた際にネックウォーマーやグローブを入れていましたが、入れようと思えば1.5Lのペットボトルがすっぽり入るぐらいの容量があるのでいろいろ使えると思います。

 

リッド(雨蓋、天蓋)

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ここにも2つのポケットが用意されています。容量はどちらも1Lまでのボトルなら問題なく入るかと。

高さ的にギリギリですが、1.5Lボトルも入りました(横幅はまだ余裕あり)。裏側にも1つポケットがあります。

 

ウェストベルト

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ウェストベルトにも左右1つずつ、計2つのポケットが付いています。

上の画像は左側のメッシュポケット。幅は15cm無いぐらいですね。
結構小さいので入れられるものが限られてきます。

 

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前年までのモデルは両方ともメッシュだったものが、右側は防水ポケットにチェンジ。チャック部分もしっかり防水になっているようです。

ここには時々スマホ(iphone5)を入れていましたが、防水を過信しすぎるのも怖いので、雨が降った時はビニール袋にいれてもっと奥にしまっていました。

 

内部

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リッドを捲ると上気室の出し入れ口が。ここの紐も差し色でイエローになっています。

 

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開けてみると中に同じくイエローのポケットが。

ハイドレーションで使う場合はチューブが後ろから出せるようになっているし、薄手のノートパソコンやタブレットなど(ただしループでフックに吊るすだけという構造上、重たい物は不向き)を入れておくこともできます。

 

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フロントポケット側からも、チャックで大きく開けられるようになっています。
下気室との境目のフックを外せば一気室にもなります。

 

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上部の口が幅約29cmまで、チャック部分は同約19cmまでのものが入ります。

 

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裏面から見たところ。
簡単に取り外し可能なので街歩きの際のサブバッグや、登山時に途中で荷物をデポして頂上を狙う際のアタックザックにもなります。

 

実際に使ってみて

容量的に

僕はバルトロ75を購入してすぐ、チリの国立公園で8日間のトレッキングをしたんですが、MSRの2人用テント(スペック&レビュー有)、クッカー(調理器具)、ISUKAの冬用ダウンシュラフ(スペック&レビュー有、同じくISUKAのコンプレッションバッグで圧縮しました)、ウェア、その他細々した道具も入れ、日数分の食料も入れていってちょうどくらいの容量でした。

パンパンまで入れようとすればまだ少し入る余裕があったと思います。
※水は現地調達できたので荷物には入っていません。

 

実際の使用感

セールで買ったためにLサイズしか残っておらず、店で背負った感じでは特に違和感無かったのでそれに決めましたが、身長175cmの僕の場合、実際に使ってみると背面がやや長いのでMサイズが良かったのかなと感じています。

ボトルホルダーは斜め前を向いているので出し入れが非常にしやすい反面、屈んだ時にボトルが前に落ちてしまうことが何度もあったので注意が必要です。

斜めのメリットがあればデメリットもあるってことですね。
僕は一度ボトルを落として壊してしまい、以後屈む際は必ず手を添えていました。

またハイドレにも使えるイエローのサブバッグは、大荷物を置いていきたい時にとても便利でした。

ウエストベルトの右に付いている防水ポケットもスマホを入れるのにぴったりで重宝します。

ただし僕のiphone5はちょうど良かったんですが、iphone6などの一回り大きなスマホは入らない可能性が高いので注意して下さい。

もしここに入らなければビニール袋に包んでズボンのポケットに入れるなどしても大丈夫だと思います。

重量的には正確に測っていないんですが、購入前に店で20kgの重りを入れて背負わせてもらった時よりも重く感じたので、トレッキングをスタートした時のザックは25kg程度あったかと思われます。

公式の最大積載量25.9kgギリギリだったぽいですが、それでもどこか破損しそうになることもなく、8日間安心して使えました。

 

まとめ

多少値段は張るものの、機能的には申し分のない高性能ザック。

「わざわざ店に行ってショルダーハーネスやウエストベルトの交換までは面倒」という人も、S・M・Lのサイズ選びは妥協せず、しっかりと自分の背面長(ページ上部の表参照)に合った物を選ぶことをおすすめします。

 

 

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