【モンベル】レインダンサーを着倒しての評価、サイズ感など

      2018/05/29

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こんにちは、KOUです。

画像は僕が南米パタゴニアを1,000km歩いた時のもの。今回はその時に着倒したモンベルのレインダンサージャケットの特徴や使用感についてレビューしてみたいと思います。

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まずは特徴から

素材

素材は登山用ウェアでおなじみのゴアテックスを使った3レイヤー構造。

ゴアテックスは極薄で軽く、強いフィルムでラミネートされた素材で、肉眼では見えない程の小さな穴が無数に開いています。

この穴のサイズは雨などの水分よりも小さく、そしてかいた汗から発する水蒸気よりも大きいので、外から入ってこようとする雨などを弾きながら、内側からの湿気を逃がすことが出来ます。

 

ドローコード

各所に付いているドローコードを引っ張ることで、フードの顔回りや裾などのフィット感を自在に調節することが可能です。

 

2つの大きなジッパー付ポケット

前面は左右どちらも胸部から腰にかけて大きなポケットになっています。

ファスナーは縦に付いていて、開口部が20cmで奥は30cm。横幅も最小部で14cm程あるのでかなり大きなものでも入ってしまいます。

この2つのポケットはファスナー部分も止水加工されているので多少の雨にも耐えられます。(構造上水分をすべてシャットアウトすることは出来ないので「完全防水」ではありません)

 

スタッフバッグ付き

付属のスタッフバッグに9x9x17cmとコンパクトに収納することができます。

 

メンズとレディースの違い

Women's(レディース)はMen's(メンズ)に比べてやや小さく作られているので、当然ながら少し軽いです。

 

メンズ

カラーはブラック(BK)、セルリアンブルー(CEBL)、セイラーブルー(SLBL)、サンセットオレンジ(SSOG)、サンフラワー(SUF)の5色。

サイズはSからXLまでの4サイズ。公式平均重量は335gです。

 

レディース

カラーはベージュローズ(BGRS)、コスモス(COMO)、ライトライム(LTLM)、ライトターコイズ(LTTQ)、ペールインディゴ(PLIG)の5色。

サイズはXSからXLまでの5サイズ。公式平均重量は299gです。

 

実際に使ってみて

サイズ感

身長175cm体重60kgでメンズのMサイズを使用しました。

Tシャツの上にこれだけ着てもダボっとした感じにはなりませんが、中にフリースやウルトラライトダウンを着てもパツパツにはならない程度の余裕があります。薄くて軽いのでレインダンサーは毎日着ていました。

 

フード

フードをしっかり被って前のジッパーを一番上まで上げると顎付近まで隠れる状態になり、それがストッパーとなってどれだけ強い風が吹いてもフードが外れなくなります。

パタゴニアは風がすごく強いところなので、これがとても助かりました。もちろん山も強風は当たり前なのできっと助かります。

 

耐水性は?

そもそもこのレインダンサージャケットはレインウェア(雨具)。そしてゴアテックスは防水透湿性素材なんで当然ながら雨は問題なく凌げます。

しかし1ヶ月以上毎日、砂埃の混じった強風を受けながら洗濯もせずに着続けた結果、終盤では小雨はともかく本降りになるとペタっと貼り付くような感じで水分が浸透してくるようになりました。

 

さすがにこれは想定外の使い方だと思うので仕方の無いところ。日々寝る時も着ていたぐらいなんで、多分どこのウェアを選んでいても機能劣化するのは変わらないかと思います。

それでもこれが便利だったのは透湿性が失われなかったから。

 

防風・防寒具にも

現地では強い風に吹かれながら歩くことが多かったので、このレインダンサーを一番外側に、その中にユニクロのULダウンやフリース、化繊のアンダーウェアを着ていました。

レインウェア(雨具)としての用途だけでなく、ウインドブレーカーやライトなアウターとしても使えるので汎用性の高いアイテム。1つあって間違いなしです。

 

 

ストームクルーザーとの違い

モンベルのレインウェアといえば、レインダンサージャケットと必ず比較されるのが同社のストームクルーザージャケット。

こちらは裁縫箇所を減らし生地そのものも薄くするなどの工夫でより一層の軽量化(約25%減)を実現。素材にはGORE C-ニットバッカーテクノロジーを採用することでより柔らかい着心地を生み出しています。

繊維の糸の太さはレインダンサーがメンズ、レディース共に50デニール(数字が大きいほど生地が厚い)なのに対してストームクルーザーは20デニール。だから軽い。

その代わり表面には従来品の2倍の引き裂き強度を持つバリスティックナイロンを使用しているので、薄くても丈夫な生地になってます。

価格的にはストームクルーザーの方が2割増しぐらい。

軽くて丈夫な素材になった上で価格もそこまで大きくは変わらないので、次に僕が買うのなら多分ストームの方。

付属のスタッフバッグ収納時のサイズは7x7x15cmと、薄い分だけレインダンサーよりもさらにコンパクトに。

 

メンズ

ストームクルーザーのカラー展開はメンズがブラック(BK)、インディゴ×レッド(ID/RD)、マスタード(MST)、オリーブグリーン(OVGN)、プライマリーブルー(PRBL)、レッド(RD)、シェイル(SHALE)の7色。

サイズはSからXLまで4サイズ。平均重量は257gです。

 

レディース

ダークネイビー(DKNV)、ヘリオトロープ(HERO)、ライトシアン(LTCN)、マスタード(MST)、ローズレッド(RSRD)、ウルトラマリン(UMR)の6色展開。

サイズはXSからXLまでの5サイズ。平均重量は230gです。

 

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 comment
  1. はじめまして❗
    モンベルのレインダンサーを見ててこちらのブログにたどり着きました。
    そしたら楽しい旅をされてるみたいで、なおかつ淡路島や ヨーロッパ旅、スティンガーブログとなんかすごく、勝手に親近感が沸いてしまって書き込みました❗
    四つの目標、いいですねパタゴニアの記事も楽しく拝見しました❗
    よろしければ、いろいろお話もめちゃくちゃ聞いてみたいです❗
    僕は若いときにバックパッカーをして、今もリュックで旅する40代です(笑)
    スティンガーでブログ書き始めました。
    すごくkouさんに話聞いたりしたいのですが❗
    いかがでしょうか?

    • Kou Kou より:

      こんばんは、Kouです!
      タカダさん、コメントありがとうございます。
      いろいろと共感してもらって反応いただけるとこちらも嬉しいです。
      やっぱり旅はザックですよね。
      良かったらこちらのお問い合わせからまた連絡などいただければ…!

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