【ダルバート食堂|谷六】大阪で再現、日本人が作るネパールの味
2018/08/16
ダルバートはネパールで一般的に食べられているワンプレートランチ。
ダル(豆のスープ)とバート(ご飯)、それにカレー味の野菜のおかず(タルカリ)と漬物(アチャール)の4種がセットになっているのが基本だ。
ネパールの定食みたいなもんで、彼らは毎日これを食べている。
谷六付近でお昼何か食べようと思って調べていたら、日本人が作るダルバートの店が新しくオープンしたという情報があったので行ってみた。
ダルバート食堂
落ち着いた色のレンガに木製の扉。店の前には植物が置かれていてナチュラルな雰囲気。
店内に入ると4人掛けのテーブルが1つに2人掛けのが2つ。あとはカウンター席が5つあった。
時刻は平日の正午過ぎ、幸いカウンターが1つだけ空いていたので、僕はそこに滑り込むことができた。
メニューはAのチキンカレーの定食(1000円)とBのカツオのカレー定食(1100円)。
どっちにしようかと思ったが、初回なのでオーソドックスなチキンのカレーを選んでみた。
セルフで取ってきた水を飲んでしばし待つ。
BGMには音楽の代わりに鳥の声が流されていて、壁にはネパールの国旗が飾ってある。
裸電球風の照明も悪くない。
店主の兄さんが一人で全部やっているので、時間がかかるかと思いきや意外と早く完成。
砂肝のスパイスマリネ(200円)や青唐辛子、赤唐辛子(各50円)などのトッピング、ライスをスパイスライスに変更(100円)もできたが、今回は一番シンプルなままでいただいてみよう。
ステンレスのトレーの手前に玄米、奥の容器は右の黄色いのがダル(豆のスープ)で左のがチキンカレー。
トレー左側のはブロッコリー(だっけ?)とこれまた豆で、タルカリ(野菜などを炒めたおかず)、右側は黄色が大根のアチャール(漬け物)で、その上はトマトとセロリのマリネっぽいの。
本場ネパールのダルバートはカレー味の野菜はあってもカレーそのものは無いことが多いが、ここはカレーも付いてくる。
無いとやっぱり物足りないもんね。
これら周囲の物を少しずつ、あるいは大胆にライスに混ぜていって自分だけの小宇宙を作りだすことこそがダルバートの醍醐味。
まずはダルから口に運ぶ…
あぁ、カトマンドゥの小さな食堂で食べた懐かしいネパールの味だ。
実はダルって味があまりしない(もともとそういう物)ので特に好きとかじゃないんだけど、いろんな物を混ぜ混ぜしてるうちに結構いいバランスになってきた。
チキンカレー自体は特別辛いということもなく、インドカレーほどスパイスが効きまくってるって感じでもなく、マイルドで食べやすい。
これこそがネパールテイスト。
次はぜひ山羊カレーを食べてみたい。
[ 2015年8月訪問 ]
店舗情報
ダルバート食堂
住所:大阪市中央区内久宝寺町3-3-16
アクセス:地下鉄谷町線 谷町4丁目駅または谷町六丁目駅から徒歩約5分
電話:06-6770-5726
定休日:火曜、その他不定休有り(SNSまたはブログで告知)
営業時間:
11:30-16:00 (15:30 L.O.)
18:00-21:30 (21:00 L.O.)
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