【自転車旅行の持ち物リスト】僕がヨーロッパ縦断した際の装備を公開します
2018/02/17
このページでは、昨年僕がやった「自転車によるヨーロッパ縦断チャレンジ」の際の装備を紹介しています。
これからロングライドやってみよう、なんて人たちのお役に立てば幸いです。
自転車装備
自転車本体
アメリカのスポーツバイクブランド、TREK(トレック)の520Discというクロモリ製ツーリングバイクで行ってきました。
僕がヨーロッパ縦断にトレックの520Discを選んだ5つの理由
パニアバッグ(サイドバッグ)
パニアバッグとは自転車の車輪の両サイドに取り付けられるバッグのこと。
いろんなメーカーから出ているんですが、防水機能の無いものも多いです。
その点このオルトリーブ社の製品は完全防水仕様。自転車で旅をするならバッグはオルトリーブ一択と言われるぐらい定番中の定番です。
こちらは後輪のリアキャリア用で、容量は左右2つの合計で40L。
これだけの容量があればテントやシュラフ(寝袋)なんかも余裕をもって収納できます。
同シリーズの前輪、フロントキャリア用バッグ。ミニベロ用としても使えます。
容量は2つ合計で25L。水に食料に調理用アイテムに、これだけでもかなりの量が入ります。
パニアバッグを前後両輪に付ける場合にはなるべく前と後ろの重さのバランスを取りましょう。
前が重すぎるとハンドル操作がしづらいですし、後ろばかり重いとちょっとした段差で前輪が浮いて危険です。注意して下さい。
[ 関連記事 ]
【防水バッグ】オルトリーブのフロント&バックローラーと4,000km走って分かったこと
キャリア
パニアバッグを取り付けるためには前後輪にキャリアが必要です。
そして自転車旅をする人の間で一番信頼性の高いキャリアメーカーと言えばこのtubes。
クロモリ製のキャリアなので、もし折れてしまった場合(結構よく聞きます)でも比較的簡単に溶接が出来るのが強み。
僕の愛車「520Disc」には元からリアキャリアが付いていたのでフロント用だけ買ったんですが、必要な人は両方用意して下さい。
フロントバッグ
ここで言うフロントバッグはハンドルに付けるもの。
前輪のフロントキャリアに取り付けるパニアバッグ(サイドバッグ)とは違うので注意して下さい。
財布やスマホ、盗難防止用ロック、それにドリンクを飲む時のマグカップなど、すぐに取り出す必要のある物なんかを入れてました。
入れようと思えばカメラも入ります。
節約のためモンベルにしたのでこのバッグは防水じゃないんですけど、濡れて困るものは個別にビニール袋に包んでいたので特に問題無くやれました。
カラーはこのリーフグリーンの他に、僕の買ったブラックやシルバーなども有ります。
クイックじゃないシャフト
本来はロードバイクなどに乗っている人がタイヤを素早く交換するための部品。
僕の Trek 520Disc も元々クイックシャフト仕様だったんですが、旅をする時にタイヤがすぐ取り外し出来てしまうと盗難のリスクが高まるので危険。
やっとたどり着いた街でちょっと自転車を止めて買い物して、帰ってきたらタイヤが無かった!なんてことになったら絶望的ですよね。
なので逆にすぐ外せないように、あえてクイックでないこのシャフトに替えました。
これは付属の薄い特殊工具でないと取り外しが出来ないようになっているので安心。
品切れで入荷未定のことも多いので、もしあれば即買いのアイテムです。
PZ RACING(PZ レーシング) CR5.3Q F100/R135mm MTB用
タイヤ
シュワルベはドイツのラルフボール社のブランドで、ツーリング用タイヤとして世界一売れている商品です。
Trek 520Discにはもともと抗パンクタイヤが標準装備されているんですが、「どうせなら世界一パンクに強いタイヤを」ということで、これに替えてヨーロッパ縦断に挑みました。
盗難防止用ロック
70cmと120cmの2タイプから選べるロック。
U字ロックは短すぎて旅に向きません。地球ロックするためには長いものほど使いやすいです。
僕はこれともう1つ、より長い鍵式のものを持って行ったんですが、ダイヤル式のこちらの方が使い勝手は良かったですね。
交換用チューブ
長距離旅やツーリングには欠かせない、パンクした時のための交換用チューブです。
シュワルベのタイヤを使っているのでチューブも当然シュワルベ。これを3つほど持って行きました。
タイヤが最強タイヤだったので、現地で4,000km走る間にパンクしたのは2回だけ。
どちらもパッチで対応出来たのでチューブ交換することは無かったんですが、予備はやはり必須です。
パンク修理用キット
パンク修理用パッチとタイヤレバーのセット。安いけどこれで十分。
空気入れ
小さいポンプなので回数は多めにやらないといけないですが、軽くて邪魔にならないのでおすすめ。フレームに取り付けられます。
空気圧計
米式・仏式両対応だし空気圧の単位は「PSI」「BAR」「kg/cm2」「kPa」の4タイプ切り替えができます。
またLEDライトが付いているので、暗くなってからの時間帯でも手元が照らせて助かります。
エンド金具
自転車を輪行する時に必要になってくる前後のエンド金具は、定番のオーストリッチのものを使いました。
ライト
フロント用ライトにジェントス閃355、バック用はキャットアイのセーフティライトの前後セット。
どちらも安くて品質十分と評判の良い定番中の定番です。
セットになった分少し安くなっていてお得。旅する場合は予備の電池も必須です。
Lサイズ ケージ
1.5Lボトルにも対応している大型ケージ。
長い距離ドリンクを買えるような店が無いことも多かったのでこれは本当に重宝しました。
ウェアラブルカメラ
現地で走行中の様子を撮ろうと思い、車体にも取り付けのしやすい小型のウェアラブルカメラを各社比較した結果、この「GoPro HERO Session」を購入しました。
決め手になったのは圧倒的な軽さと小ささ。
それにこれ、一年保証付きだしハウジング無しでも防水なんですよ。
僕が買ったのは HERO4 Session だったんですが、現在はさらに改良された HERO5 Session。
本体重量は標準フレームを付けた場合でも僅か110g、しかも4K動画撮影まで可能になりました。
サイクルコンピューター
通称サイコンと呼ばれる自転車用計測器。
時間や走行距離はもちろん、速度はリアルタイムの速度、最高速度、平均速度の3種が計れます。
これでも僕は十分だったんですけど、もっと高いものは無線式でケイデンスや心拍数が計れるものもあり。
ヘルメット
重量218gの軽量ヘルメット。走ってると熱いんで軽いのが助かりました。
シルバー/ブラック、ブルー/ブラック、ホワイト/ブラック、レッド/ブラック、イエロー/ブラックの5カラーから選べます。
サドルカバー
自転車で長距離を走るとどうしても尻をやられます。痛くなってきます。
それを防ぐためのゲル入りサドルカバー。
走行中のズレはさほど無かったんですが、野宿明けで荷物を積んでいる時に落としてしまったようで……残念でした。
まとめ
初の海外ロングライドということで、各アイテムどれも相当調べて厳選したものばかりです。
まだ全部載せきれてないのでまた追記していきます。
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