【防水バッグ】オルトリーブのフロント&バックローラーと4,000km走って分かったこと

      2018/01/06

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自転車旅に欠かせないものと言えば、長旅に耐えられる丈夫なタイヤや荷台(キャリア)、そしてパニアバッグを忘れるわけにはいきません。

 

パニアバッグパニアバッグとは自転車用のサイドバッグのことで、前輪後輪の両サイドに取り付けることでたくさんの荷物を運ぶことができる。

 

オルトリーブのバックローラー

この画像でいうと後輪の側面に取り付けられてる白いバッグがそれ。左右2つでセットになっています。

各社いろんなバッグが出てたりするんだけど、自転車で1ヶ月以上の「旅」をしようと思ってるのならこれしかなくない?っていうのがオルトリーブ社のバックローラー(後輪用)フロントローラー(前輪用)

このオルトリーブ(ORTLIEB)は自転車で旅する人なら誰でも知っているドイツのブランドで、ここのパニアバッグは世界中の自転車旅人に最も信頼されているアイテムの1つ。

以下に製品の特徴や使った上でのレビューを書いていきたいと思います。

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オルトリーブ製パニアバッグの特徴

完全防水

オルトリーブが最も重視しているのがこの防水性。

創始者のハートムート・オルトリーブは自身の自転車旅行中に大雨にやられ、服も食料も全部ずぶ濡れにしてしまった経験から、当時はまだ無かった完全防水の自転車用バッグを作ることを思い立ったそうです。

そして弱冠二十歳で会社を作り、今では世界的な自転車バッグメーカーに……すごいな。

 

ドイツ製

左右セットで2万円前後。

けしてお手軽価格とは言えないオルトリーブのバッグですが、有名ブランドがこぞって中国や東南アジアに生産拠点を移したこの時代でも、ドイツ国内での生産にこだわっているところに職人気質を感じます。

 

着脱がワンタッチ

オルトリーブ社オリジナルのキャリア取り付けアタッチメント「QLフックシステム」のおかげで、工具を使うことなくワンタッチでバッグをキャリアに装着することが出来ます。

 

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実際にヨーロッパ縦断で使用したバックローラー。

これは裏側で、上2つと下1つ、計3つのフックでキャリアに固定します。

 

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持ち手が付いていて、そこを持ち上げた時だけフックに内蔵された爪が引っ込む仕様になっているので、取り外しもワンタッチです。

走行中はフックがしっかりとキャリアのバーを咥えているので段差の衝撃で多少ガタガタしても外れる心配は無し。

 

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フック部分接写。この画像でも装着していますが、様々な太さのキャリアに合うように複数のスぺーサーが付属しているので安心です。

 

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上のフックはキャリアの横のバーを、下のフックはキャリアの縦のバーをホールドして3点で固定されるので揺れても外れません。

 

レビュー「4,000km走ってみて」

防水性能

防水は完璧でした。ヨーロッパを縦断する80日の間に途中何度も大雨に遭ったけれど、パニアバッグ内に水が浸みたりすることは一度も無し。

電子機器類も安心してしまっておくことが出来ます。

やっぱりチャックだと防水加工してあっても隙間から入ってこないか心配になるけど、このバッグはパン屋の紙袋のように上部を2回3回と折り込んでいく方式だから構造的に安心。

 

耐久性

購入前の僕のイメージは「防水バッチリってことはビニールコーティング的な感じでさ、傷とか付きやすいんじゃないの?ん?」だったんですが、これが結構丈夫なんです。

砂利道で派手に転んだ時も、薄い線が入ったぐらいで目立った傷は無し。僕が貼ってたステッカーは剥がれちゃいましたけどね。

アタッチメント部分はプラスチック製だけど、特に割れたりすることなく4,000km無事に走りきってくれました。

砂利道でガタガタしたところを走った時も、フックがしっかりとキャリアを掴んでくれていたんで余裕。バッグが外れて落ちるようなことも80日間一度も無しです。

 

使ってみて分かったこと

実際持ってみたら分かるけど、持ち手はそんなに頑丈じゃないです。中にたくさん物を入れていて重い場合は持ち手だけで持ち上げないよう注意。

持ち手はフックを掴む爪と連動してるので、もし外れたらちょっと面倒臭いです。

僕が使っているのはオルトリーブのバックローラーシティ(後輪用)とフロントローラーB&W(前輪用)。黒い車体に映えるようにカラーはどちらも白を選びました。

80日間走ってみて、「バックローラー・シティ」は転んだ時に付いた汚れ以外は真っ白のまんまだったけど、PVCフリー素材を使っている「フロントローラーB&W」は途中からややクリーム色に、もっとストレートに言うと黄ばんできました。

素材的に紫外線の影響を受けやすいようなので、黄ばんだり変色したりするのが嫌な人は同じくPVCフリー素材を使っている「B&W」シリーズと、「~プラス」シリーズは避けた方がいいかもしれない。

 

バッグの種類と仕様

以下の製品はすべて完全防水です。

 

バックローラークラシック

世界一売れている自転車用パニアバッグ。定番中の定番で外人さんもみんな使ってます。

車輪の左右に取り付ける2つセットでの販売。2つで計40Lとかなりの容量があるので、2人用テントに寝袋、防寒着も入ります。

 

 

バックローラーシティ

シティはクラシックの廉価版でサイズなどは一緒。自転車から外して持ち運ぶ時のためのショルダーストラップ、そして内ポケットが無いところが違います。

  • サイズ:42x32(23)x17cm
  • 容量:2つセットで40L
  • 重量:2つセットで1,900g
  • カラー:レッド、オレンジ、アスファルト、ウルトラマリン、イエロー、ブラック等
  • 定価(2017年10月現在):19,800円(バックローラークラシック)

 

スポーツローラー

前輪用はスポーツローラー。以前はフロントローラーって名前でした。

これもクラシックと廉価版のシティがあります。

容量は2つで25Lと後輪用のバックローラーよりも一回り小型。ミニベロにもちょうど良いサイズです。

 

  • サイズ:30x25x14cm
  • 容量:2つセットで25L
  • 重量:2つセットで1,590g
  • カラー:イエロー、オレンジ、アスファルト、ウルトラマリン、レッド、ブラック等
  • 定価(2017年10月現在):18,000円(スポーツローラークラシック)

 

ヴァリオ

走行中は自転車に取り付けるパニアバッグとして、そして街歩きの際は「専用ハーネス」を取り付けることでバックパックにもなる一個二役の優れモノ。

ただしこれは2つセットではなく単品売り。容量は1つで23Lと、片方20Lのバックローラーより気持ち大きめです。

あとこれもPVCフリー素材なんで紫外線による若干の色あせはあるかも。色味の変化が大きい白がラインナップに無いのは良い判断。

  • サイズ:50x28x20cm
  • 容量:1つで23L
  • 重量:1,300~1,370g
  • カラー:スチールブルー、モスグリーン、ダークチリ、ブラック等
  • 定価(2017年10月現在):22,000~2,5000円

 

アルティメイト6 クラシック

自転車のハンドルバーに取り付けるためのフロントバッグ。この位置に財布や携帯などよく取り出す物を入れておくとかなり便利です。

僕はコストカットのため非防水のモンベルのフロントバッグにしたんですが、オルトリーブのものはもちろん完全防水。

アルティメイト6シリーズには容量2.7Lの「コンパクト」や、上位種の「プロ」もあるんですが、前者は小さすぎるし後者は値段が高すぎる。旅をする前提での選ぶなら、僕のおすすめは断然この「アルティメイト6 クラシック」です。

  • サイズ(内寸):M「21x24x13cm」、L「21x23.5x17.5cm」
  • 容量:M「7L」、L「8.5L」
  • 重量:M「710g」、L「730g」
  • カラー(M):ブラック、イエロー、ホワイト、アスファルト、ウルトラマリン、オレンジ レッド等
  • カラー(L):アスファルト
  • 定価(2017年10月現在):M「12,800円 」、L「13,000円」

 

まとめ

すべてのバッグが防水である必要は無いですが、テントと寝袋を入れておくバッグに関しては僕は絶対に完全防水のものを選びます。だって濡れたら夜寝れないから。

最初の出費を考えると安くはないかもしれないけれど、自転車旅行用のバッグとしては現時点でオルトリーブは一番信頼できる選択肢。

だからこそ世界中の旅人に選ばれていて、南米でも欧州でも僕が出会った自転車乗りはほとんど皆オルトリーブでした。

旅に出てから「しまった!」と思っても、それから買い替えるのは難しい。間違いのない選択をして下さい。

それでは良い旅を!

 

参考:【オルトリーブ】バックローラーに実際どれぐらいの物が入るかやってみた

 

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