【下道車旅】大阪から一般道で富士山と伊勢神宮を回る。
2019/05/16
31年まで続いた平成最後の日から3日間「大阪から高速道路を使わず全部下道で」というコンセプトで富士山と伊勢神宮を巡る小旅行に行ってきました。
いろいろとイレギュラーもあったけど、かかった時間やその他情報をまとめてみたので何かの参考にどうぞ。
目的地とルート
目的地
出発地:大阪市
目的地1:本栖湖(富士山)
目的地2:伊勢神宮
帰着地:大阪市
予定ルート
初日(平成31年4月30日)は大阪をスタートし、京都府を抜けて滋賀県の琵琶湖東岸を北上、岐阜県南部を通過して長野県松本市の宿まで。
2日目(令和元年5月1日)は長野県を南下して山梨県、富士五湖の1つに数えられる本栖湖へ。
ここには千円札の裏に描かれた富士山、その元となる写真が撮られた場所があるので、そのポイントから富士を拝む予定です。その後静岡県に入り、太平洋側を通って愛知県まで移動。
3日目は愛知県から三重県の伊勢神宮に向かい、令和最初のお参りを済ませた後に奈良県経由で大阪へ帰着の予定。
大阪から富士山と伊勢神宮を回り、なおかつ往復違う経路を通りたかったのでこのルートにしました。
今回は高速道路を使わずに、すべて一般道を通るつもり。
この旅の目標
富士山と伊勢神宮を拝むのはもちろん…
京都、滋賀、岐阜、長野、山梨、静岡、愛知、三重、奈良、大阪。
以上の10府県を通る3日間で、31年まで続いた平成にちなんで計31のご当地グルメを食べること。
下道車旅
元々は下道バイク旅の予定だったものが、天気予報では3日間のうち2日が雨ってことだったんで、直前に車旅に変更。
ギリギリまで天気予報変わらないかなとチェックしてたんだけど、出発前日の時点でも降水確率80%に変化は無く、やはり車旅が適当と判断。
果たして今回はどんな旅になるのか…
大阪
平成31年4月30日。目覚めてみると、平成最後の日の朝は雨…ではなく、意外にも曇りだった。
「え?これならバイクでも行けたんじゃ…」と思いつつも、シャワーを浴びて出発の準備。
午前9時出発のつもりだったんだけど、出発前の機材トラブルのため11時半に出発。
この日の宿泊地である長野県松本市まで、スマホアプリのナビによれば下道で8時間半ぐらいかかるはず。
正直言って時間の余裕はあまり無い。
出発してすぐ、近所の交差点に制服のポリさんが2人立ってるのを発見。
GWの取り締まりか。
いるのも知らずに捕まる奴いるんだろうなー、なんて思いながら前の車に続いてゆっくり左折すると、ポリさんが小走りに駆け寄ってきて止まるように指示された。
ん?僕っすか?
ポリさん「いま信号見てました?」
KOU「はい、もちろん」
ポリさん「赤信号だったんで信号無視ですね」
KOU「……え?」
ポリさん「赤信号だったんで」
…数秒固まる僕。
僕の車がいたのは左折レーンの車列の最後尾。流れでそのまま曲がってしまったが、どうやらギリギリで赤になってたよって事らしい。
出発早々マジですかぁ~~~~
これは凹む。
減点2点、罰金9千円。
免許もゴールドだったのに。
テンションだだ下がりになったけど、せっかくの旅がこれじゃもったいない。
気持ちを切り替えないと…
「人生で遭う悪い出来事にはきっと限りがあって、悪いことが起こったってことは今後遭うはずだったそれが1つ減ったってこと」
これが何か悪いことがあった時の僕の考え方の基本。
旅の出発後すぐに悪いことがあったおかげで、この旅で遭うはずだった悪いこと=事故などには遭わなくなった。(と信じ込む)
平成最後の日に悪いことがあったおかげで、令和で遭うはずだった悪い出来事が回避された。(同じく信じ込む)
ってことで今回も、厄落しが出来たと思うことにした。
京都
大阪から国道1号線を北上して京都に入り、木津川を越えて滋賀県大津方面へ。
この京都府で八橋でも何でもいい、何かしらのご当地グルメを食べようと思ってたんだけど、なんせ時間があまりない。
まだ京都なのにここで時間をロスしてたらこの先間に合わない可能性が高いってことで、休憩はトイレぐらいにとどめて距離を稼ぐことを優先。
滋賀
大津市から草津市ぐらいまで断続的に発生していた渋滞を避けて湖岸のさざなみ街道へ。
そのまま琵琶湖東岸沿いを北上、自転車でビワイチ(琵琶湖一周)した時の懐かしいルートを走る。
パラパラと降り出した雨もさほど強くはならなさそうな気配。
岐阜
明日は令和最初の日、つまり正月元旦みたいなもの。
その朝を「スゲーッ、爽やかな気分」で迎えたい僕だけど、新しいパンツを買い忘れていたことに気付く。
急遽大垣のユニクロに寄り、パンツを購入して一安心。
ただしこの時点で時刻はすでに17時半。元々の予定では20時までに着きたかったのに大幅に遅れている。
京都以降休憩なしで飛ばしてきたけど、このままだと到着が日をまたぐ可能性すらある。
そもそも宿のチェックインは22時まで。もはや高速道路に乗る以外の選択肢は無かった。
長野
本来は下道で景色を見ながら来たかったが、夜になってしまえばどっちにしろもう何も見えない。
大垣から高速道路の中央道に乗ってひた走ること3時間半……
9時頃なんとか松本市に到着。
予約していたゲストハウスにチェックインし、シャワーを浴びてさっき大垣で買ったまっさらのパンツを穿く。
これで令和を迎える準備はOK。
平成最後メシは、近くのコンビニで買ってきたエビスとキリンのちょっと良いビール、そしてチキンと揚げちくわ。
揚げものコーナーには松本名物「山賊焼き」もあったんだけど、残念ながらそれだけが売り切れ。
さっぱりした状態でビールを飲みながら、一晩同じ宿で過ごす人たちとリビングで歓談。
その後消灯時間がきたけれど、元号が変わる瞬間を祝いたいということで他にも起きてる人たちがいた。
僕はもうちょっと何か欲しくなったので再びコンビニへ。
長野県安曇野産わさび使用のわさび海苔おにぎりとワンカップ大関の大吟醸を手に入れて宿に戻り、日付が変わるその瞬間をトランプをして待つ。
3.2.1…令和おめでとう~~!!と(寝てる人もたくさんいるので)小さな声で喜び合った。
山梨
薄曇りの空の下、令和元年の初日は長野県松本市から。
9時頃に宿を出て、少し走った辺りで信州そばののれんが掛かった店を発見。
朝食がまだだったんで食べていくことにした。
南松本駅前のイイダヤ軒。松本駅前にも店舗があり、大正9年創業だとか。
営業時間は7時半~19時まで。休みは元旦のみ。
山菜そば(税込400円)。
普段温かいそばは食べないんだけど、ここはサッと食ってすぐ行く駅そばの店なんでこれでいい。
2日目にしてやっとご当地グルメ1品目。
本栖湖へ向かう前に、道の駅に寄って土産などを購入。
信州名物「おやき」も発見。
さらに長野県の一部で食べられているという昆虫食の缶詰も。
蜂の子の方が確実に食べやすいだろうけど、あえて「いなごの甘露煮」の方を買ってみた。
その後、諏訪大社の前を通って甲州街道を南下。山梨県南部にある本栖湖へ。
富士五湖の1つでもあるこの本栖湖は、富士山の絶好のビューポイント。その湖畔に「千円札の裏に描かれた富士山」の基となる写真が撮られた場所がある。
そこに到着したのが15時前。
晴天好日ならこう見えるはずが…
分厚い雲に覆われて富士の裾野さえ見えない。
令和元年、初日の富士山が見たくてここまで来たのに辛い…
仕方なく千円札に描かれている富士山をイメージして脳内で補完してみた。
静岡
富士宮市に入った辺りで雨がパラパラと降ってきた。
令和初日のこの日は、愛知県民の友達の家に泊めてもらって「令和初乾杯」をする予定。
19時までには彼の家に着く約束になっていた。
このままじゃあ間に合わない…
またもや高速に乗る判断をした為、静岡は完全スルー。静岡おでんも浜名湖のうなぎも食べることが出来なかった。無念。
時間があったら富士山本宮浅間大社にもお参りしたかった。
愛知
19時過ぎに刈谷市、この日泊めてくれる約束になっていた友達の家になんとか到着。
久しぶりの再会に、そして新しく始まる令和にビールで乾杯!!
…そしてしばらく飲んだ頃を見計らって、道の駅で買っておいた「いなごの甘露煮」をそっと差し出す。
「え!マジで!?」とビビりながらも缶を開ける友達。
信州の珍味、昆虫食がついにその全貌を現す…!!
ズキュゥゥゥン!!!
なかなかにグロいその外観。
虫の形がそのまま残ってるのがエグいけど、アルコールの力を借りて実食!
ちょっとパリッとした食感がいかにも虫っぽい。
が、甘く煮てあるので味そのものは悪くない。甘すぎることもなく、程よい味付け。
何匹か食べているうちに段々と気にならなくなってきた。
口直しにしめじの同じく道の駅で買ったおやきも。
やっぱこっちのが旨い。
三重
令和元年2日目。午前8時半頃に愛知県刈谷市を出発。
できれば名古屋近辺で小倉トーストのモーニングを食べたかったんだけど、それらしい店は見つからず。
伊勢湾をぐるっと回って国道23号線で伊勢神宮へ。
伊勢市に入る手前のコンビニでちょっと長めの休憩をして14時ごろ外宮に到着。
ここでは意外にも美味しい伊勢うどんに出会い、外宮・内宮ともにゆっくりと参拝しました。
詳細は後日記載予定。
奈良
予想以上に神宮滞在が長くなったこともあって、後はもう急いで帰るだけの時間しかない。
18時半に伊勢神宮を出発し、国道25号→国道163号のルートで京都と奈良の県境を縫って大阪方面へ。
せめて最終日ぐらいは「最初に決めたルールを守りたい」ってことで、高速を使わずに下道だけで帰ります。
飛鳥鍋、食べたかったなぁ。
大阪
22時ごろ大阪市内に到着。
3日間走りっぱなしでめっちゃ疲れたーー!
走行距離と所要時間
初日は大阪市から大津市経由で岐阜県大垣市まで、一般道で146km
大垣市から長野県松本市までは高速道路で233km
大阪→大津 50km 1:52
大津→大垣市 96km 2:38
大垣→松本 233km 2:59
379km 7:29
2日目は松本市から本栖湖(山梨県)までが一般道で133km
本栖湖から国道139号線で静岡県に南下し、途中から新東名高速で愛知県刈谷市まで。合わせて232km
松本→本栖湖 133km 3:40
本栖湖→刈谷市 232km 3:10
365km 6:50
3日目は愛知県刈谷市から伊勢神宮外宮が116km
外宮から大阪市までが173km
刈谷市→伊勢神宮外宮 116km 3:25
伊勢神宮外宮→大阪市 173km 3:48
289km 7:13
計1033km 21:32
3日間の走行距離は合計1,033km、休憩などを除いた総運転時間は約21時間半。
車なら千キロぐらい余裕かと思ってたんだけど、下道は思った以上に時間がかかるので結構ツラい。
高速なら30分程度で走る50km、これを進むのに渋滞がなくても2時間かかる道もある。
まとめと反省点
今回の3日間の旅では10府県を回ってきました。
足は車で、スマホアプリの到着予測時間を基に毎日8時間前後の走行を予定。
時間的には毎日2時間程度を休憩およびご当地グルメを食べることに割けるかと思ってましたが、実際に走ってみるとなかなか予定通りにはいかず。
GWということで所どころ渋滞の影響も受けはしたけど、それ以前にアプリの予測時間を真に受けすぎたのが失敗だった…!
普段大阪内の電車移動がメインの僕は、知らず知らずのうちにアプリの時間通りに着くのが当たり前と思い込むようになっていたけど、それが間違い。
時間的余裕が無くなったことで「ルートは全部下道を使う」というコンセプトが崩れ、「途中で31のご当地グルメを食べる」という目標の達成も出発早々に怪しくなってしまった。
おまけに自動車の特性として、バイクよりも雨の影響が少なかったり荷物をたくさん積めるのは良いんだけど、駐車場が無いと止められないってデメリットがある。
なのでご当地グルメを扱ってそうな気になる店があっても、駐車場の無い小さな店だと入れないし、ちょっと車を止めての確認すら難しいことが多い。
そんな違いは頭では当然分かってたつもりだったけど、実際に道を走ってみて実感として分かりました。
結果的に食べることができたご当地グルメは「信州そば」「いなごの甘露煮」「おやき」「伊勢うどん」の4つだけ。
いつかまた、今度は時間をたっぷり取ってリベンジしたいと思います。
スポンサーリンク
人気の記事
- 1
-
世界の主要都市の緯度一覧!最高&最低気温もリスト化、比較してみた。
日本と世界、計150ヶ所超の緯度と気温をまとめて分かった意外な(?)傾向など。 ...
- 2
-
【自転車旅行の持ち物リスト】僕がヨーロッパ縦断した際の装備を公開します
このページでは、昨年僕がやった「自転車によるヨーロッパ縦断チャレンジ」の際の装備 ...
- 3
-
【狂犬病】ヨーロッパで犬に噛まれた体験談。ワクチンが無いので…
【海外事情】ヨーロッパで有料の救急車に乗った体験談。の続きです。 とりあえず噛ま ...
- 4
-
旅人には何故ビリーバーが多いのか?懐疑論者のすすめ。
「ビリーバー」って単語を知ってますか? 英語の Believe からきていて、簡 ...
- 5
-
日本一標高の高い村と町。ヨーロッパやアメリカ等の一番も調べてみた。
前の記事で比べた通り、標高の高い順となるとどうしてもチベットと南米勢で埋め尽くさ ...