【麓から富士登山1】江戸時代のルートを登り、下ってみることにした

      2017/07/06

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こんにはち、Kouです。

今回は僕が富士山に登った時の話を書いてみたいと思います。

人生で一度きりかもしれない富士登山。
ただ登るだけでは普通すぎるので、どうせなら何か面白いルートは無いかと考えてみました。

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ルートを考える

予定した時期は2011年9月初旬。

現在の一般的な富士登山ルートとしては、静岡県側から登る「須走ルート」「御殿場ルート」「富士宮ルート」の3つと、山梨県側から登る「吉田ルート」、合わせて計4つがあります。

利用者の割合は2014年度の統計(各ルート八合目付近の赤外線センサーで計測)を見ると、吉田ルートが60%、須走ルートが12%、御殿場ルートが6%、富士宮ルートが23%となっていてルートごとの差が結構あるようです。

 

これらは通常五合目までは車やバスなどで来て、そこから山頂を目指して歩きだすルート。

それぞれ標高は違いますが、例えば一番人気の吉田ルートの場合、スタート地点となる五合目の高さは約2,300m。

ということは…富士山頂の標高が3,776mなので、実際に登る高さとしては1,500m弱。

古くから浮世絵にも描かれてきた日本の象徴でもある富士山。

せっかく日本一の山に登るのに、1,500mじゃ物足りない……

というわけで、富士山の雄大さを身体で感じるため、麓から登ることにしてみました。

 

静岡側から登るか山梨側から登るか

「麓から」というコンセプトは決まったので、じゃあ次はどこから登るか。

調べてみると「海抜0mから」にこだわって静岡県富士市の田子の浦から登った人もいる様子。

とても魅力的なプランだとは思うけど、それとまったく同じことをするっていうのも少し面白味に欠ける。

考えていると、富士登山について調べていた時にネットで見た、「山頂へと続くものすごい行列」の写真を思い出した。

あれだけは避けたくてシーズンオフの9月を狙ったけれど、そもそも静岡県側の山小屋は閉鎖の時期が早かったはず。

改めて検索してみると、泊ろうかと考えていた八合目辺りの小屋は、8月末の登山道閉鎖と共にほとんどが閉まると書かれていたので(※2014年度より閉鎖が10日前後延長されました)、結局、山梨県側の吉田ルートを登ることにしました。

ただし五合目からではなく、麓にある北口本宮冨士浅間神社から

4大ルートの1つに数えられる御殿場ルートですら全体の僅か6%なので、麓の神社から登るなんて人はほぼ確実に1%以下と思われます。

 

この道から登る理由

山梨県側の吉田ルートなら、9月に入っても第二週くらいまで営業している山小屋が複数ある(つまり泊まる場所を確保できる)ことが1つ。

そして、北口本宮冨士浅間神社は江戸時代の人たちも登った「吉田口登山道」の起点でもあります。

昔の人と同じルートで登ってみるってなんか良いじゃないですか。

 

そして下りは

吉田口登山道とは別に、近代に入って失われていた幻のルート、村山古道というのがあります。

絹本着色富士曼荼羅図

絹本着色富士曼荼羅図

この古道は静岡県富士宮市にある村山浅間神社を起点とした登山道で、明治後期に現在の富士宮口登山道が整備されてからは急激に衰退。

およそ100年間使われていなかったものを近年、畠堀操八さんという人が古文書等を調べ、現地調査を繰り返して再発見した道です。

「富士山 村山古道を歩く」という本も出版されていますが、それでもわざわざそこから登ろうという人はまだ極少数派。

けど僕個人的にはこういうの大好きなんで、ここも下りのルートに取り入れることにしました。

失われた古道を歩くなんてロマン溢れるじゃないですか。

 

というわけでルート決定

「富士山を割る」ことになるのであまり良くないと言われたけれど、同じルートで登り降りするよりは登りと下りを別ルートにした方がいろいろと見ることが出来るので、特に気にしないことにしました。

 

★スタート(山梨側)
北口本宮冨士浅間神社

吉田口登山道

六合目で一般の吉田ルートと合流

八合目で山小屋に宿泊

夜明け前に出発して山頂でご来光を拝む

お鉢巡り

富士宮ルートで下山

新六合目から村山古道へ

★ゴール(静岡側)
村山浅間神社

 

よし、それじゃあ実際に行ってみよう。

 

【麓から富士登山2】北口本宮冨士浅間神社から吉田口登山道を登る

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