【MSRテント】エリクサー２（Elixir2）の設営方法を画像で詳細に解説します

こんにちは、KOUです。
このページではアメリカの人気ブランドであるMSRのテント、エリクサー２の張り方を画像で解説していきます。

エリクサー２

まずは簡単なスペックから。

総重量：2660g
最小重量（フライ+インナー+ポール）：2120g
フロア面積2.69m²
前室面積：0.93m²
収納サイズ：51cm×17cm

続いて各部品を確認しましょう。

 

左側の上から順にグラウンドシート、ポール、ペグ。右側の上から順にフライシート、インナー、そして収納袋です。

 

ペグの収納袋には赤いペグが６本とポール修理用スリーブが１本入ってます。
ただしこのペグはアルミなので強度はさほどありません。下が柔らかい土や芝生ならまったく問題ないですが、砂利などはNG。心配な人はスチール製のペグを別途購入するのもアリでしょう。

ちなみに僕の場合は…
ヨーロッパを自転車で縦断した約80日間、元々付属していたこのアルミペグだけで問題なく乗り切ることができました。

 

組み立て開始

さて、まずはグラウンドシート（＝フットプリント）を広げ、四隅をペグで留めます。
そしてグラウンドシートの上にインナーテントを広げたら、次にポールを用意します。

 

ポール

左からポールの収納袋、ポール本体、ポール（短）です。長い方、つまりポール本体は赤とグレーの２本組になっています。

 

まずは折り畳まれている２本組のポール本体を伸ばします。

 

ジョイント部はこんな感じで、ひねって角度が付けられるようになってます。

 

ポールを２枚重なったインナーテントとグラウンドシートの四隅のリングに通していきます。
グラウンドシートのものは四隅すべてグレーですが、インナーのものは赤とグレーの２色あるので、それを目印に赤のリングには赤いポールを、グレーのリングにはグレーのポールを通していきます。

 

この画像のように通して下さい。インナーが上でグラウンドシートは下です。

 

四隅にポールを通すとこのような感じになります。ポールには弾力があり、かなりたわむので曲げてもそうそう折れることはありません。

 

次にこのフックをポールに掛けていきます。赤いものは赤いポールに、グレーのものはグレーのポールに。

 

フックによる吊り下げ式のテントなので設営は簡単。

 

これで高さが出てきました。

 

短い方のポール

次に短い方のポールを２本の長いポールの上からクロスさせるように通して…

 

両端にあるリングで固定します。

 

インナーはこれでOKです。

 

エリクサー２のインナーテントを横から見たところ。
右側がファスナーで開閉するようになっており、反対側も同じように半分開閉するように出来ています。

 

フライシート

ここまで出来たら、次はフライシートを上から被せていきます。

 

これも同じくグレーのところにはグレーのアタッチメントを合わせ、カチっと留めます。

 

赤のところには赤をカチっと。

 

そして内側。短いポールの両端の位置にもリングがあるので、ここもインナーの時と同じように両側とも通します。

 

四隅を留めたら最後に弛んでいるフライシートの両端部分をピンと張って、残っていた２本のペグでそれぞれ留めます。

これで組み立てが完了！

 

それでは…フライシートとインナーテントのファスナーを開け、いつでも中に転がり込める準備を整えて、乾杯！

 

注意点

インナーテントもフライシートもどちらもファスナーが付いていますが、開閉するのはどちらも半分だけ。
なので、フライの向きを間違えて反対に被せてしまった場合、インナーの開く方向とフライの開く方向が違うので出入りがちょっと不便になります。僕がたまに間違えた際は、面倒臭いのでそのまま使っちゃうことも多いですけどね。

 

 

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