ビワイチ(3)琵琶湖一周達成!その感想と注意点
2017/05/26
まだの人はこちらから先に読んでみて下さい。
2日目
午前8時半、県道2号線を長浜方面に向かって出発。
ここでいきなり立ち止まってしまうと後半にしわ寄せがきそうなので……彦根城には寄らずに先へ進む。
交通量は結構多い。
長浜
道の駅近江母の郷のすぐそばで「冒険広場」と書かれた看板が目に入った。動物もいるようだが、木の上にツリーハウスもあることに気付いて自然とテンションが上がる。今日はさすがに無理だけど、時間のある時にまた寄ってみたい。
続いて大仏さんを発見。後で調べたところによると長浜びわこ大仏というらしい。青銅製で高さ28m。
そう言えばアワイチの時にも巨大な観音像があったっけ。ビワイチやアワイチなんていうのが盛んになるずっと前から、対比するように2つの立像が建っていたなんて面白い。
10時頃、長浜城本丸跡地に到着し少し休憩。今建っているこの城は1983年に犬山城などをモデルに模擬復元されたもので、歴史博物館として運営されている。
長浜城の裏辺りからこの辺りまで、無数の鴨が水辺に浮かんでいた。
車道も無理したら走れないことはないが、邪魔になるのでこちらを走行。
琵琶湖の周囲は山も多いが、アワイチのルートは平坦そのもの。
白い水鳥が何羽かいたんだけど、スマホのカメラじゃちょっと厳しい。
湖北は静かで山が近いイメージ。琵琶湖のほぼ最北に当たる木之本まではあと8km。
県道44号木之本長浜線を北上していく。
琵琶湖岸からわずか1kmほどの所にある余呉湖に寄ってみるのも面白いけど、それはまた次回に。
ビワイチで一番登るのがこの辺り。友人にもらったスポーツ羊羹でエネルギーを補充し、気合を入れて登り始める。
登り切ったところにトンネルがあった。
ここで少しだけ休憩。書いていないけれど、休憩はちょくちょく取っています。
下ってまた湖面と同じ高さに戻る。
そろそろ13時も近づく頃、大きな駐車場付きの施設があったので覗いてみる。
奥びわ湖水の駅に道の駅・塩津海道あぢかまの里。名前が2つあるみたいだけど、どっちも同じ場所にある複合施設?
とにかく土産物を売っていたり食事が取れたりトイレがあったりの便利な施設。ここでふなずし茶漬けを食べてみました。
再び登り坂。アワイチの頃はギアチェンジの力をあまり信じていなかったのですぐに降りて押していたけど、今はちゃんとギアを変えて登れるように。
トンネルを抜けるとあとは下り。
大浦の交差点を右折してマキノ方面へ。
14時20分ごろ、誰もいない海津大崎港を通過。
マキノ町の見どころとして有名なメタセコイアの並木道を写真に収め……たつもりだったんだけど、
後で気付いたが、これ全然違うところでした。
本当のメタセコイアは少し内陸側の別の道。どうりであまり迫力が無いと思った…。
アワイチでもサイクリストに距離を知らせてくれる標識はあったけど、こちらの方が本数はずっと多い。
竹生島行きの船が出る今津港の観光船乗り場。ここの2階でも琵琶湖産のうな丼を食べることができる。
竹生島への行き方としては……ここ今津港からの往復と、対岸の長浜港からの往復。そして琵琶湖横断航路として今津港→竹生島→長浜港とその逆の長浜港→竹生島→今津港というルートがある。
ここを左折して国道161号に合流。
やっと標識に大津の文字が見えてきた!ゴールもそう遠くない。
湖の中に鳥居が建っていることで有名な白鬚神社(同じ「しらひげ」でも「白"髭"」と検索すると違う神社が出るので注意)。自転車やバイクが何台も路側帯に止まっていた。
参拝するには交通量の多いこの道路を渡らないといけないが、ここは信号も横断歩道も無いのでみんなタイミングを見計らって一斉に渡る。
僕ももちろん参拝してきました。
国道161号を挟んで本殿と向かい合う鳥居。琵琶湖有数の撮影スポットでもある。
湖西線の高架に沿って近江舞子、比良、志賀と南下していく。
17時頃、住宅地の裏側のようなところを走る。だんだんと暗くなってきたが、ゴールの堅田はもう射程圏内。
18時過ぎには琵琶湖大橋の交差点にあるちゃんぽん亭に入り、近江ちゃんぽんを食べつつちょっと休憩。
そして19時頃、ついにスタート地点のJR堅田駅に帰着!
昨日の約9時間(80km)と今日の約10時間半(110km)、合わせておよそ19時間半でゴールしました。
しかし輪行の場合はここからまた一仕事。
ここまで乗ってきたクロスバイクを分解し、輪行袋に入れる。そして電車に揺られ……最寄駅でまた組み立て作業。行きはまだ元気だからいいが、帰りのこれは正直かなり面倒臭い。苦笑
それでも懲りずに次はどこへ行こうか、いろいろと考え中です。
一周回っての感想と注意点
聞いていた通り登りが本当に少ないので、アワイチと比べてかなり楽に走れました。僕は今回一泊二日の予定を組んだので結構ゆっくり回れたんですが、さすがに観光するほどの時間は取れなかったので、そのつもりの人には二泊三日をおすすめします。
ずっと車道を走る人が多いようですが、路側帯の幅が狭いところも多々あるので注意して下さい。僕はスピードを求めていないので結構歩道(兼自転車道のことが多い)も走りました。
また歩道は車道と別れているため車との接触の危険は無いですが、場所によっては木の枝や小石が落ちていることが多く、実際に友人も一度パンクしました。メリット、デメリットを考えて判断して下さい。
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