フェリージのクロコ長財布3年目、使い勝手抜群!コロコロとの比較も。

      2019/03/01

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バッグと財布で有名なイタリア発のブランド、フェリージ(Felisi)。

今回はその財布の中でも人気のクロコ柄の型押しレザーを使ったラウンドファスナー長財布の購入後3年の様子や使い勝手、そしてフェリージのもう1つの定番である「コロコロ」との比較などレビューしていきます。

メンズもレディースも、購入を考えている人はぜひ参考にして下さい。



フェリージ長財布125/SA

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フェリージは1973年にイタリア北部のフェラーラという街で革製品を主に扱うブランドとして生まれました。

その代名詞とも言えるこのロングウォレット「125/SA」は、ベジタブルタンニンで鞣された後、色付けそしてコーティングされたエンボスレザーの発色の良さが特徴。

ヴィトンやボッテガなど誰でも知ってる超有名どころ程の知名度は無いですが、お洒落好きな人にはよく知られているブランド。

ベタ過ぎないところがちょうど良いので、僕はサブウォレットとしてワイルドスワンズの財布と使い分けています。

ちなみにこの125シリーズはクロコ型押しの「SA」以外にも、ソフトキップレザーを使った「LD」、バケッタレザー/シュリンクを使った「NK」など、革の種類もいくつかあります。

でもやっぱり僕は断然クロコ派。

 

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ブランドロゴの刻印UP。イタリアのブランドだけあって中世貴族の紋章ぽいですね。

 

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ロゴのある方が表ならこちらは裏面。

僕はこの緩やかな曲線を描くフォルムに惚れて購入を決めました。

購入当初と比べると多少細かい皺なども付きましたが、革の色味は3年経った今もほとんど色褪せたりせず、むしろ深みを増しています。

経年変化やエイジングを楽しみたい人向けではない代わりに、変わらず長く使うことができます。

 

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上から見たところ。

収納力がある分、レシート類を沢山入れっぱなしにしてることが多いので結構膨らみグセがついてます。

 

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ラウンドファスナーをオープン。

両側面の内側にカードが各6つ計12枚入るようになっており、札入れを2つに区切るように真ん中に小銭入れがあります。

片側にお札を、もう片側にはレシートや領収書類をと、分けて入れられるので便利。

 

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チラリと見える「MADE IN ITALY」の金文字。

マチが広いのでお札もレシートも大量に入ります。

 

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小銭入れにはマチが無いけれど、幅と深さがあるので必要十分。

内側もちゃんとネイビーなので、統一感があるのが良い感じ。

 

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札を10枚入れてみたところ。

全然余裕。折れグセのないピン札なら100枚は入ります。

 

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小銭入れにコインと、カード入れにも何枚か入れてみる。

サイズ的にゆったりめなので、海外旅行の時なんかにありがちな外国のちょっと大きな札もしっかり入ります。

 

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映える金文字。

この財布の型番を現す「125」という数字と「MADE IN ITALY」の表記。

 

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カードは片側2列3段ずつ、計12枚入ります。

これだけ入れば十分ですね。

あとこの財布の特徴としてはとても軽いこと。鞄に入れてもズッシリしないので、ストレス無く持てちゃいます。

 

逆に分厚い革の重みをズッシリと感じられるような財布が好きな人には、僕もメインウォレットとして使っているワイルドスワンズがおすすめです。

 

【関連記事】

【ワイルドスワンズ】バーン歴7年、財布の使い勝手とエイジングを報告

 

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リアルな型押しクロコ柄。

購入当時と比べ大きな変化は無いものの、3年間使ってきた歴史がじんわりと革に刻まれて「自分の財布」になっています。

 

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真鍮製のファスナーは3年使っても不具合なく、ステッチのほつれもありません。

 

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サイズ感が分かりやすいように千円札と比べてみました。

 

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ケツポケするとこんな感じ。

クロコ柄とゴールドのファスナーの組み合わせが高級感出てるんじゃないかと思います。

もちろんこのまま座ったりは絶対にしません。良い財布を長く使おうと思ったら絶っ対に「NO!ケツポケ着席」です。

財布は毎日人前に出して使う物だけに、ちょっと奮発しても所有する満足感のあるものを選びたいところ。

 

コロコロとの比較

フェリージのもう1つの代表作がこちらの「3005」と「3500」。

分厚く丸っこい外見から通称コロコロと呼ばれている革財布です。



上の「3005」は長財布で下の「3500」の方はショートタイプ。



蛇腹式の独特なフォルムで人気のシリーズなんですが、125との違いを簡単な表にしてみました。

折らずに札収納 カード入れ 幅×高×厚
125 20×11×2
3005 18×9×4
3500 不可 12×9×4

使用する上で125シリーズともっとも違いを感じる点は、ラウンドファスナーでなくスナップボタンで留める方式なことと、カードポケットが無い蛇腹式なこと。

カードポケットが無いので必然的に「5つ」ある蛇腹のポケット部分に札もレシートもカードも入れることになるんですが、通常の切れ込みに一枚ずつ入れられるカードポケットと違って何枚も重なる形になるので、急いでる時なんかに目当ての一枚を探すのがちょっと手間取るかも。

あ、これはショートタイプ「3500」の場合。そして一番ネックなのは札が折らないと入らないこと。

ロングの「3005」も長さが違うだけで造りは同じ。札は折らずに入るけど、今度は逆に蛇腹ポケットの幅が広すぎてカードがバラバラに動いてしまうので…なんて感想もよく見かけます。

あと凹凸の少ない125と比べると、コロコロはボタンの付いた留め具部分が出っ張っているので、使っているうちにどうしてもその部位だけ擦れてきてしまいます。

また小銭入れに付いているフリンジもその形状からどうしても傷みやすく、一本二本と徐々に抜けてくると残念な感じになってしまうので、長く使うなら無駄な出っ張りや装飾の無い125に軍配かなと僕は思います。



まとめ

フェリージ(Felisi)ロングウォレット125/SA

カードポケットx12
札入れx2
コイン入れx1

 

イタリア製というブランドイメージとデザイン性の高さだけで買う人も多いですが、収納力に優れているので実用性も十分。

カラーバリエーションも豊富なので、メンズもレディースもそれぞれ気に入る色がきっとあるはず。

今回の画像の品は正直特に手入れはしていないんですが、靴や鞄なんかにも使える革製品用のクリームをたまに塗り込んでやるとさらに上品な艶が出ますよ。

→その他ウォレット新作など

 

 

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