【オランダ料理】大阪千里丘のアウデカースでオランダビールに酔う

      2018/03/21

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西天満の方から移転、再開した「アウデカース」。

日本で唯一のオランダ料理専門店と聞いていたので以前から一度行こうと思っていたんだけど、やっと訪れることができました。

店舗情報

 

ランチタイム

アウデカース

現在の店舗はJR京都線・千里丘駅から少し離れた住宅地の一角。

角を曲がると赤白青3色の大きなオランダ国旗がはためいていた。赤い扉とそこに掛っている白いリースが洒落ている。

ランチタイム終了直前の14時ギリギリだったにもかかわらず、快く入れてもらい感謝。

カウンター8席だけの小ぢんまりとした店内。年配のシェフと(おそらく)奥さんの2人で営業している。

ランチは基本的に2種類。チキンなどのメイン素材を調理しポテトサラダなどを添えたワンプレートランチと、オランダ名物のパンケーキ、「パンネンクック」のランチだ。

この日はチキンのトマトソースにスープと食後のドリンクが付くもの(1000円)か、パンネンクック(オランダ風パンケーキ)にやはり食後のドリンクが付くもの。

パンネンクックは中に入れる物を選ぶことができて、チーズ、ハム、ベーコン、そしてシロップのどれか1種なら850円で、ハムorベーコン+チーズorシロップの2種だと1000円になる。

 

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チキンも好きだが人生初のオランダ料理なのでパンネンクックを選び、中身はハムとチーズにしてみた。
そしてここは「オランダ家庭料理とビールの店」ということなんで、調理を待つ間にぜひビールも。

今時ベルギービールはもう珍しくないが、隣国のオランダビールというのはほとんど聞かない。

そのオランダビールは生のハイネケンの他、瓶が6種類。

ハイネケン以外は全部知らない銘柄だったので、その中の1つ「ラ・トラッペ・ブロント」(900円)というトラピスト(修道院)・ビールを貰うことにした。

ソーサー型シャンパングラスのような専用グラスにやや濃いめのオレンジがかった色の液体が注がれる。

口を付けてみると仄かな苦みの中にもフルーティさが同居していて飲みやすい。

そして出来上がったパンネンクック。直径約30cmとサイズはかなり大きめだが、ふわっとしているので女性でも意外と食べられるらしい。

ただそうは言ってもそこそこボリュームはあるので、少食の人にはミニサイズも有り。

ハムが入りゴーダ・チーズが乗ったそれをナイフとフォークで切り分けながら食べる。

うん、こりゃ気持ち厚めのクレープだ。

オランダの人はこういうのをよく食べてるわけね。

連れの注文していたチキンのトマトソースも一口もらったが、焼き具合もちょうど良く肉がプリっとしている。

トマトソースは良く知っている味に何か1つ加えたような感じで…それが何かはわからないけど、結論ウマい。

そしてシェフも奥さんもとても優しくて話しやすい。

もし行ったのが比較的空いている時間帯だったなら、普段あまり接することの少ないオランダのことなんかを聞いてみるのも面白い。

以前の店を閉める際、長年オランダ食文化の普及に貢献したということだろう、なんとオランダの領事館から感謝状が送られている。

丁寧に作られた料理は十分美味しくて珍しいビールもあるし、何よりご夫婦の人柄が良いのでついまた来たくなる店。

 

ディナータイム

他のメニューも食べて、そして飲んでみたいと思い改めて夜に来店。

珍しい店がある、と知人も一人連れてきた。

 

ラ・トラッペ・クアトリプル

ビールはまずオランダ産の「ラ・トラッペ・クアトリプル」(1000円)でスタート。

これは黒っぽいビールでスパイシーさの中にも甘みがあり、飲みやすく美味い。

ちなみにアルコール度数は普通のビールの倍、10%ほどある。

 

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料理はとりあえず「オランダ産生ニシンの塩漬け」(900円)と「豚ヒレ肉のマスタード焼き」(1950円)をオーダー。

生ニシンはパンに乗せた状態で提供されるので朝食にちょうど良さそうな感じ。

マスタード焼きは一言でいえばカツレツだ。ハッシュドポテトが付いてくる。

メインぽいメニューだし、これ一皿で2千円近くの値を付けるのなら、もう少しボリュームを増やした上で盛り付けを華やかにした方が絶対にいい。

盛り付けはここの料理全般に言えることなんだけど。

 

BOLS ジュネバ

ドリンクは続いてオランダを代表するメーカー、BOLS社のオールドジュネバを。

これは単品でも飲めるがここはやはりチェイサーとセット(1350円)で。

このBOLSは今では各種リキュールのメーカーとして有名だが、現存する世界最古の酒造メーカーであり、創業はなんと1575年。日本史で言うと江戸時代よりももっと前、織田信長の時代からの歴史を持つ。

このジュネバの製造も1600年代の後半から始まっている。

ショットグラスをつまみ上げ、氷点下に冷やされてとろみの付いたジュネバをちびちびと舐める。

度数は35度。冷えた分、クセが抑えられているので意外と飲みやすい。

添えられたチェイサーはもちろんハイネケンの生だ。

アルコールが段々と回ってきて、シェフとの話も弾んでくる。

ここはただ食べたり飲んだりするだけよりも、シェフと絡んだ方が絶対に面白い

食べて飲んで話してこそ、オランダという国への興味も湧いてくる。

料理が無くなってきたので、前回から気になっていた「吉田くんの手作り辛口ソーセージ」(900円)と「オランダ風コロッケ」を追加したところ、これが大当たり。

特にソーセージは肉の旨味がよく出ている上にスパイシー具合がビールにベストマッチ。

 

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チェイサーの生ハイネケンもまだ少し残っていたものの、瓶のハイネケン(850円)も貰うことにした。

このハイネケン、実は生は日本で造られており、瓶はオランダからの輸入品。

当然味も多少の違いがあるはず、と飲み比べてみた。

何となく違う気もするが、そもそもぬるくなりつつあるビールと今冷蔵庫から出したばかりのビールじゃそれだけで味わいも違う。

なので比べようと思う人は同時に出してもらうことをお勧めしたい。

せっかくオランダ料理の店に来たので、と名物パンネンクック(オランダ風パンケーキ)もオーダー。

今から食べるにはフルサイズはちょっと大きすぎるので、サラミとチーズのやつをハーフサイズ(650円)にしてもらった。

 

ヴァイエンシュテファナー・へフェ・ヴァイスビア

もう少しだけ飲みたかったので最後にドイツの白ビール、ヴァイエンシュテファナー・へフェ・ヴァイスビア(950円)を頂く。

これが造られるヴァイエンシュテファン醸造所はさっきのBOLS社よりさらに古く、およそ千年の歴史を持つ世界最古のビール醸造所だとか。

 

ちなみに日本のキリンビール。

欧州にもキリン・ヨーロッパって会社を作っていて、そこの一番搾りはこのヴァイエンシュテファン醸造所で造られてるらしい。

結局2人で飲んで食べて計11,000円程。

ビールは輸入物だしこの手のやつはどこで飲んでもこれくらいの値段はするが、料理はイタリアンやスパニッシュなどの店と比べてもやはり高い(特に現状2千円前後のメニューはせめて1500円程度で…)ので、もう少し価格帯を下げてもらえるとその分いろいろと種類を頼めて、もっとちょくちょく行きやすいかもしれない。

「オランダ家庭料理の店」とあるように、料理も店も簡素だが、家庭的な雰囲気が落ち着くので今後も長く続いてほしい。

 

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