【はがくれ本店|梅田】大阪讃岐うどんの老舗がついに閉店。

      2018/12/13

梅田はがくれ本店 うどん

今でこそ大阪にもコシの強い讃岐うどんの店は無数にあるけれど、この「はがくれ」はそんな大阪讃岐うどんの先駆けの店。

平成元年にオープンしたこの店が、30周年を目前に閉店した。

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はがくれ跡

写真は2018年10月の様子。閉められたシャッターの色が長い年月を物語る。

 

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平成元年にオープンし、平成の終わりと共に店を畳んだ「はがくれ」。

閉店した理由は大将の年齢からくる体力と気力の衰えとか。ひとつの時代が終わった事を強く感じる。

最終営業日は2018年(平成30年)9月25日。全国のファンに惜しまれつつ閉店。

 

はがくれの代名詞だった生醤油うどん。それに欠かせない醤油は持ち帰りの人気商品だったが、今後は香川県琴平町の製造元から直接購入できる様子。

この店から巣立った3名のお弟子さんが独立して店を構えているので、そちらへ行ってはがくれを懐かしむのもありかと。

 

江戸堀 木田

あげたて饂飩 つきろう

讃岐うどん 雅流

 

在りし日のはがくれ

店があるのは梅田の地下街。広大で複雑なことから一部でダンジョンやラビリンスと呼ばれているあの地下迷宮の一角にあたる大阪駅前第三ビルの地下2階。

カウンター席だけの小さな店に昼時はよく行列ができている。

訪問時もやはり並んでいて、10分ほど待って入店。

ここの名物はつるつるとした自慢の麺をシンプルに味わえる生醤油うどん。

 

梅田はがくれ のれん

まだ今ほど大阪で讃岐うどんを出す店が多くなかった頃、大阪でうどんと言えばあまりコシの無いものが普通だった。

だって麺のコシにこだわるんではなく、ダシにこだわるのが大阪うどんだから。

そんな大阪の真ん中に「讃岐うどん」で勝負するはがくれが誕生したのは今から約30年前。

僕がその存在を知ったのはずっと後なんだけど、梅田に讃岐うどんの美味い店があるとは聞いていた。

 

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その頃の大阪には今みたいに讃岐うどんの店は多くなかったはずだし、レベル的にも抜けた存在だったんだろうなと思う。

だが、うどんマニアが高じて自ら店を出した難波の「釜たけうどん」以来、その影響を受けた店が増えて大阪の讃岐うどんは確実に全体のレベルが上がった。

讃岐うどんの肝である「コシ」がすごい店もいくつも現れた。

はがくれの麺は以前のたけうちうどんやうだま程にコシが強い剛麺というわけではないし、楽々のような柔らかいんだけど簡単には噛み切れない程のもっちり麺というわけでもない。

だが、そのつるりとした喉越しと程よいコシは生醬油で食べるのに最適化されているようにも思え、店側が「まるで刺身のようなうどん」と表現するのも分かる気がする。

 

名物大将

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この店一番の名物は、うどんの食べ方を教える大将のパフォーマンス。

普段見かけない顔が来店すると「食べ方知ってるか?」と聞いてきて、

(…え?普通に食べるんじゃないの??)

「よくは…知らないけど…」なんて答えると「しゃあないなぁ、やったるわ」となる。

「麺に対して薬味は直角に乗せる!」

「醤油は2往復半!」

「絶対に混ぜない!」

そして、「必ず麺は2本ずつ食べること!」

正直最初は自由に食べたいのにちょっとウザいなと思ったもんだけど(ゴメンなさい)、今は逆にこれを楽しめるようになってきた。

はがくれの大将は忙しい時でもこの指導だけは手を抜かない。

およそ30年間、本当にお疲れ様でした。

 

はがくれメニュー

温かいうどん

かけ 500円
月見 550円
かまたま 600円
きざみ 600円
玉子とじ 600円
しいたけ 700円
カレー 750円
しっぽくあんかけ(12~3月限定)800円
天ぷら 900円
天カレー 1100円

 

冷たいうどん

生醤油 600円
ざる 600円
おろし 700円
ぶっかけ 750円
山かけ 800円
天おろし 900円
天ぶっかけ 900円
天ざる 1100円
清涼(5~9月限定)1000円

 

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半熟玉子とちくわの天ぷら。

 

サービス定食

生醤油定食 800円
かまたま定食 800円
きつね定食 800円
おでん定食(冷・温)850円
カレーうどん定食 850円

 

一品料理

おでん一品 150円
野菜天ぷら 500円
天盛 900円
半熟玉子とちくわの天ぷら 300円

 

一部抜粋。種類、料金など2018年3月現在のもの。

 

店舗情報

梅田はがくれ本店

住所:大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビル B2F

アクセス:地下鉄東梅田駅から徒歩5分

電話:06-6341-1409

定休日:日曜

営業時間:
[月~金] 11:00~14:45 (L.O)、17:00~19:45 (L.O)
[土・祝] 11:00~14:30 (麺が売切れ次第終了)

※平成30年9月25日をもって閉店。

 

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