【ヌワラカデ｜阿波座】月イチ限定メニュー！ランプライスを食べてみた。

スリランカの現地のカレーが食べられると阿波座で人気の「ヌワラカデ」。ひと月に一日だけ提供される限定メニューを食べてきたので、その実態を共有します！

ロッダグループとヌワラカデ

2011年、大阪の九条にスリランカ人の兄弟が経営するレストラン、ロッダグループが誕生。

現地の味をそのまま再現するスタイルが受け、特に「ギャミラサ」が評判。大阪のカレー好きの間では一躍知られる存在となった。

スリランカの家庭では当たり前の「全部混ぜる食べ方」は、いまや数多くのフォロワーを生み、スリランカカレー自体も大阪でブームを巻き起こしている。

そのロッダグループの2号店として2015年にオープンしたのが阿波座のヌワラカデ。

ロッダグループの方は弟に任せ、こちらには日本人の奥さんを持つ兄が常駐している。

 

月イチ限定メニュー「ランプライス」

地下鉄の阿波座駅で電車を降りると10番出口へ。そこからはもう目と鼻の先。

 

開店から3年を経て、やや色褪せたスリランカの国旗が目印だ。

 

店の前に並べられた写真付きメニュー。種類が豊富なのでについ目移りしてしまう。

 

店に入ったのは14時半頃。

4人掛けの大きなテーブルが3つ4つ、そして長いカウンターがある店内はやや薄暗い。

ペラペラの日本語で話しかけてきた男性がおそらくオーナー兄弟の兄だろう。スタッフは彼を入れて3～4人程。

 

メニューを広げると同時に「今日は月に一回のスペシャルメニューがある」と彼が薦めてきたのがこのランプライス（Lump rice）。

初来店が月一のタイミングに合うってのもなかなか無いので…

もちろんそれをいただくことにした！

 

注文して数分でバナナの葉っぱに包まれた状態のランプライスが登場。

包みを開けた後にフライドチキンやカトレット（丸いコロッケ）、それに短い平打ち麺状のパパドなど揚げ物類が運ばれてきて、ライスの横に添えられた。

別皿でシャバシャバしたタイプのチキンカレーと蜂蜜をかけたヨーグルト、そして小さなグラスに入った（この店ではチャイと言わず）ミルクティが付く。

 

真ん中に鎮座してるのがゆで卵のフライで、手前の黄色いのはジャガイモ。

両サイドにあるのは青バナナのテンパラードと茄子のモージュ、要するに炒め物。

この7種の具材を潰しながらご飯と混ぜる混ぜる。とにかく混ぜる。

 

とにかく全部混ぜるってことなので骨付きチキンも頑張って混ぜていたら、「チキンはそのままタベテモOKネ」と言われた。

…ならそうしよう。だって混ぜにくいし。

 

混ぜきったら別皿のチキンカレーを掛け、また軽く混ぜて出来上がり。

辛味のさほど強くないカレーが全てをまとめる役割を果たしてくれていて、日本には無い味ながら日本人の口にも馴染みやすい味になっている。

食べる度に口に入ってくる具材やバランスが微妙に違うのが面白い。

ちなみに細長いお米はインディカ米の中でも高級種とされる香り米のバスマティライス。

 

ギャミラサ！ヌワラプレートもいこう！

ロッダグループで言うところの「ギャミラサ」が、こちらでは「ヌワラプレート」という名前で提供されている。

チキン、ポーク、フィッシュ、シュリンプなどの種類が選べたので、ここはマトンカレー（1,600円）を選択。

 

ワンプレートにいろいろ載って出て来るので、それらをしっかりと混ぜる。

スプーンで全てを、まぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜまぜ…

こちらも当然とにかく全部混ぜる。

 

そしたら完成。

すべての具材が混然一体となったこの姿がギャミラサの最終形態。

口へと運ぶと玉子、野菜、肉などとスパイスの混じり合った風味が鼻へと抜ける。紫の漬物が良いアクセントになっている。

辛さも結構あるので、セットで付いてくるミルクティをちびちびと飲みながら食べ進んだ。

個人的にはもう少し辛さ控えめの方が食べやすいかも。

次はビリヤニも是非食べてみたい。

 

店舗情報

ヌワラ カデ（NUWARA KADE）

住所：大阪市西区江之子島1-6-8

アクセス：地下鉄中央線（千日前線）阿波座駅10番出口徒歩約1分

電話：06-6443-4636

定休日：水曜、1/1～1/3

営業時間：11:00～15:00、17:00～22:00

 

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