【十三から梅田へ】淀川に架かる新十三大橋を徒歩で渡る。
2018/05/12
こんばんは、KOUです。今回は十三から梅田へ向けて4月の春宵の中を歩いてみました。
淀川を渡る際に通ったのは最短距離の十三大橋(じゅうそうおおはし)ではなく、あえて一本下流の新十三大橋。夜の風景をお届けします。
新十三大橋
新十三大橋の建設以前、国道176号線、通称イナロクの本線は十三大橋(1932年完成)付近で慢性的な渋滞が起きていました。
それを解消するために建設されたのが全線高架型の十三バイパス(1966年完成)。新十三大橋はその一部で、十三大橋より約280m下流に造られました。
全長792.8m、幅18.2mで、車道4車線(一方通行)の両脇に歩道(東側)と自転車道(西側)あり。自転車道は両端がスロープになっています。
十三から梅田へ
阪急十三駅の辺りから梅田方面へ向かう場合、本来なら176号線の本線(十三筋)を通って十三大橋(新じゃない方)を渡る方が近いんだけど、あえて新橋を渡って行ってみます。
それではスタート。
十三駅西口から歩き出したのが18:40頃。すでに辺りは薄暗くなってきています。
栄町商店街の前を通り過ぎて十三筋を南へ。
新北野の交差点を右折してドンキホーテの前を通過。奥に見える高架までそのまま進みます。
高架まで来たら左折し高架沿いを南へ。この高架が十三バイパス。
数百メートル歩くと道が突き当たり、階段が見えてくるのでそこを上がる。
自転車で渡る場合は裏にスロープがあるのでそちらから。
階段を上がると十三バイパスと合流します。目の前に見えているのは梅田のビル群。
ここからは春のそよ風に吹かれながら橋の上を歩いていきます。
ちなみに自転車道は車道を挟んだ反対側。
左を向くと並行して架かっている十三大橋が見える。
正面には新梅田シティのスカイビルを始めとした高層ビル群の明かりが見えて、なんかちょっと近未来感。
春宵一刻値千金なんて言葉もあるように、春の宵の口は得も言われぬ趣があります。
淀川の水面に梅田の街と阪急電車の明かりが映る。
梅田から十三方面へ、車は多数通り過ぎるものの、歩く人影は皆無。
ちょっとずつ夜の闇が濃くなってきました。
それと共に少しずつ正面のスカイビルが近づいてきます。
地上173m、40階建ての高層ビル2つを頭頂部の空中庭園展望台が繋ぐ独特のフォルムは夜もやはり目立っていた。
対岸まではもう少し。
振り返ると後ろはまだ空にほんのりと白んだ部分が残っていました。
車道はまだ少し続くけれど、歩道はここでお終い。
結局誰一人としてすれ違わなかった。
それでは新十三大橋を降りて地上の道に合流します。
今回、十三大橋ルートではなく新十三大橋を選んだのは、このスカイビルがずっと正面に見えるから。
降りてきた階段の逆サイドに自転車用スロープがあります。
この時点で19:10頃。十三駅前を出て、ゆっくり写真を取りながら歩いて約30分。
普通にただ歩くだけなら20~25分あれば行けるはず。
ここから梅田駅、JR大阪駅までは同じく徒歩で20分程。
人通りが少なくて薄暗い道が多いので、女性の一人歩きは注意して下さい。
以上、大阪の夜散歩でした。
[ 関連記事 ]
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【大阪渡し船巡り2】市内8ヶ所を一日で回ってみた<時刻表あり>
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