【画像で解説】予約殺到の太陽の塔!内部の様子やグッズ一覧。

      2018/04/03

太陽の塔 内部公開

1970年の大阪万博以来、48年ぶりの内部一般公開ということで人気沸騰の太陽の塔!

公開初日に入場してきた僕が、内部の様子を画像付きで紹介します。

 

前編:【見学報告】あの太陽の塔が48年ぶりに内部を一般公開!予約方法やアクセスなど。

エントランスホールや地底の太陽の様子は前編をどうぞ。

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生命の樹

この塔内では常に16人一組のグループ単位で移動します。

地底の太陽の空間にいたのは多分5分くらい。

スタッフに促されてその奥へ、生命の樹がある吹き抜けの広い空間へと進みます。

これが圧巻!

 

生命の樹

地球上に生きる数多の生物の進化を表現した「生命の樹」。

今回のために生物模型も綺麗に生まれ変わり、樹そのものも耐震加工され、従来よりも一回り細くなって再生していた。

その生命の樹から伸びる枝には、アメーバのような原始的な生物から三葉虫、アンモナイト、古代魚、恐竜、翼竜、マンモス、ゴリラ、猿、そして道具を持った人類の祖先まで、上に行くほど進化しつつ連なっています。

ウミユリ
ポリプ
べんもう虫
アメーバ
くらげA
くらげB
太陽虫
三葉虫
オルトセラスペルトギウム
キルトセラスデクリオ
巻貝
アンモナイト
オーム貝
サソリ
ドレパナスピス
ボスリオレピス
魚類
マストドンサウルス
クリプトクレドウス
メソザウルス
ブロントサウルス
エダフォサウルス
プテラノドン
古代生物の骨格
マンモス
ゴリラ
ニホンザル
テナガザル
オランウータン
チンパンジー
ネアンデルタール人
クロマニヨン人

 

IMG_9903-1

スタッフの人の説明によると、48年前は292体あったそれらの模型が修復前の時点で数えてみると70体、そして公開を迎えた現在は183体。

ほとんどの物は破損部分などを修復して公開されたこれらの模型ですが、ブロントサウルスとゴリラの2体だけは埃を払っただけでそれ以上の手は加えず。

特にゴリラは顔の上半分がすでに無くなっていますが、あえてそのまま展示されています。

 

IMG_9904-1

1970年の大阪万博当時は生命の樹の周囲に設置されていたエスカレーター。

現在は階段になっていて、スタッフの支持に従い少しずつ上へと進んでいきます。

1つの階段を上がるとその位置から数分見て、また次の階段を上って数分見て、という形を繰り返すことで、様々な位置や角度から生命の樹とその上の生物模型を見ることができる。

ブロントサウルスとマンモスは特に巨大で、よくこれを乗せようと思ったなと感じるはず。

 

太陽の塔内部公開

見学者が入れるエリアの最高地点が地上30m。生命の樹は41mだけど、30m以上の場所には生物模型は無し。

それはきっとここが現在で、ここより上の空間は未来を表しているから。

表から見ると、この高さはちょうど「現在を象徴している太陽の顔」がある位置。

 

太陽の塔の腕の内部

初めて見た太陽の塔の腕の内部は空洞で、骨組みがそのまま見える構造になっていた。

左腕には48年前の非常階段が今もそのまま残っている。

右腕は昔その内部がエスカレーターになっていて、腕の高さに広がっていた展望エリアへと続いていたが、今は撤去されている。

この2本の腕の内側は紫色の光で満たされ、とにかく近未来感、SF感がもの凄い。

これだけでも十分に一見の価値がある。

 

裏階段

スタッフの案内に従っての見学は両腕の内部を見たところで終わり。

あとは上がってきたものとは別の、螺旋状に続く狭い階段を降りてゆく。

その途中には岡本太郎の「芸術は呪術だ」という言葉や、当時の様子を写したパネルが置かれていた。

 

太陽の塔グッズの種類と値段

太陽の塔グッズ 売店

見学ルートの終わり、一番下のエントランスホールのある階まで階段を降りてくるとそこに売店があります。

 

太陽の塔 売店

太陽の塔グッズだらけなんでつい何か記念に買いたくなる。

 

太陽の塔フィギュア

海洋堂制作のソフトビニール製模型。塗装済み、1/350スケールで税込み3980円。

 

IMG_9688

レジのところに岡本太郎の名言が貼ってあった。

 

主なグッズ一覧

価格はすべて税込み。

ポストカード 195円
クリアケース(A5)215円
クリアケース(A4)325円~
三つ折りケース 500円
付せん 515円
キーチェーン 755円
バンダナ 825円
ピンバッジ 865円
缶バッジ(3つセット) 1140円
マスキングテープ 1190円
キーカバー 1295円
手ぬぐい(太陽の塔)1185円
手ぬぐい(太陽の顔)1350円
手ぬぐい(鯉のぼり)1515円
マグネット(3つセット)1945円
ソフビ製模型(小)2000円
マグカップ 2375円
iPhoneケース(7,8用)3240円
トランプ 3780円
ソフビ製模型(1/350スケール)3980円
Tシャツ 4100円
地底の太陽フィギュア 9610円

マグカップが2400円とかTシャツが4千円とか(Tシャツとしての品質が良ければそれでもいいけど、この手のやつは普通そうじゃない)、正直言ってけっこう高い。

それに太陽の塔の顔のマグネットも、せっかく今回「第4の顔」を復元したんだからそれも入れて4つセットで新たに造ればよかったし、新しいロゴを使ったグッズも見当たらなかった。

地底の太陽フィギュア以外はすべて以前から売っていた物をそのまま並べただけな印象なのは残念です。

この販売スペースは中環を渡る橋の手前に昔からあるショップ、ロキが出店したもの。

 

感想

正直、見ることが出来て本当に良かったです。

再現したものとはいえあの地底の太陽を目にすることができ、以前の限定公開の際には事故防止のため上がれなかった階段も上がれ、色鮮やかに復活した生命の樹も見られて、生まれて初めて塔の腕を内側から見ることも出来ました。

まさかこんなにグッとくるとは。想像以上です。

そして今回改めて自分って万博が好きなんだなぁと実感しました。

まだ見ていないすべての大阪人、日本人に見てもらいたいです。

それではまた!

 

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