【エキスポランドの記録1】2007年12月9日、最終営業日の風景。
2019/04/24
今から約9年前の2009年2月、エキスポランドが閉園しました。
大阪万博のアミューズメントエリアとして造られ、1969年12月28日に開園してから約40年間親しまれ続けてきた大阪を代表する遊園地の1つだったんですが、2007年5月に起こった例の事故後は入場者数がおよそ85%減。
2007年12月10日から無期限休園となり、その後再生を目指したものの支援する企業が現れず断念。2009年2月9日に閉園が決定しました。
このページの画像は全てその無期限休園に入る前日、最終営業日となった2007年12月9日に撮ったもの。
せっかく撮った記録なんで、今回ここで共有することにします。
エキスポランド最後の日
子供の頃から慣れ親しんだエキスポランドが無期限の休園になると聞き、その前日にやってきた。
大阪モノレール万博記念公園駅の下にある案内板。
今は無いエキスポランドの表記がこの時はまだ残っている。
中央口前の広場にある万博公園総合案内所。
その先にあるのがエキスポランドの中央入口。
奥にはサーカスのテントやジェットコースターのレールも見える。
入る前にちょっと右手の階段を上ってみた。
以前エキスポタワーがあったところへと向かう階段。
中央環状線とモノレールの線路を挟んだ向かい側には太陽の塔が見える。
入園券売り場。開いている窓口は一般用、団体用ともに1つだけ。
「子供の頃はいつも並んでいたなー」なんて思い出しながら大人一枚を購入。
中央入口付近にも人気はほとんど無い。
風に煽られた旗だけが元気よくはためいていた。
それでは入園。
入ってすぐのところにあったのはチャイニーズドリームサーカスのテント。
お客さんが2人出てきたけど、たとえ2人だけでもちゃんと演目やるんだろうか。
奥にある建物は子供用の遊び場スペース。昔は太陽という名前のレストランだった。
エキスポランドの全体地図。
左手の方から回ってみることにした。
急流すべりは小さいころ唯一乗れた絶叫系マシン。
少ないながらも他のお客がいてくれて少し心が和らいだ。
スプラッシュフォール。
導入当時、派手に水を被るアトラクションはまだ珍しく、夏の暑い日なんかはわざと濡れに行ったっけ。
スパゲティハウスのセモリナ。
園内からはすぐ脇を走るモノレールがよく見えた。
乗り物券売り場。
機械は稼働しているものの窓口は閉まっていた。
氷点下30℃の極寒世界を体感できるアイスワールド。
髪の毛やタオルを濡らしてから入るとパキパキになって面白かった。
アイスワールド前から見た中央ゲート方面。
空を覆うようにジェットコースターのレールが張り巡らされている。
まるで巨大な恐竜の骨のようだ。
突き当たりにあったのは風神雷神IIの乗り場。
かってはこのエキスポランドで1,2を争う人気アトラクションだったが、園の閉鎖原因となったあの事故後に閉鎖。
もう2度と動くことはないだろう。
事故現場となった場所はいまだにパネルに覆われていた。
画像枚数がちょっと多いので、続きは後編で。
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