【賃貸DIY】懸垂バーを自宅に!公園でやるより器具を自作しよう。
2019/05/22
こんちには、旅男ライフのKOU(@tabiolife)です。
今回は賃貸の自宅にドアジムなどの市販器具なしで懸垂バーを自作してみます。
使うのは2×4規格の木材、そしてDIYの強い味方ラブリコ。
それじゃあさっそくいってみよう!
懸垂バーの作り方
まずはじめに懸垂バーを作りたい場所の床から天井までの高さを正確に測ってメモしたら、ホームセンターへ行って2x4材と木ネジ、ソケット、そして握り部分となる丸い木材を購入します。
懸垂バーの材料
- ラブリコ2×4アジャスター
2×4材一本につき1つ必要。例えばコーナンだと1280円+税なので、僕は必要な分まとめてamazonでポチります。この方が安いし楽だから。 - 2×4材
必要数は2本。ラブリコを使う場合、天井までの高さ-95mmが基本です。ただし今回はさらに下記の土台となるコルク+板の厚み分も数値から引いてカット。ホームセンターのカットサービスを利用しましょう。 - 丸材
細すぎると強度不足になり太すぎると握りにくいので、今回は直径32mmのものを選択。これも造りたい幅に合わせてカットしてもらう。 - ソケット
丸材を差し込んで固定するための金属部品。当たり前だけど丸材の直径に合う物を。 - 木ネジ
ソケットとこれで丸材を2×4に固定します。2×4を貫通させて丸材を固定するので、今回は75mmと長めのものを使用。 - 土台用のコルクと板
床への負担を和らげるための土台として利用。今回は家にあった厚さ10mmのコルクと9mmの板をカットして使いました。
2018年12月現在、Amazonで880円とコーナンより400円もお得。
製作の手順
2×4材は店に並んでいる時点で既に表面が研磨されていて角も取れてます。
だからササクレなんかも無く使いやすいんですが、ヤスリを掛けてやることで一段上の滑らかでスベスベな質感になります。
紙ヤスリでも良いけれど、僕はこのダイソーで買ったスポンジタイプのヤスリを使ってます。
番手は200番以上の細かい物(数字が大きいほど目が細かい)がおススメ。
ちなみにこのヤスリは240番。
これでしっかりヤスると、頬ずりしたくなるくらい木肌がスベスベになります。
2×4と同じくコーナンで買ってきた丸材。
僕の場合はすぐ近所に店があるんでポチるより早いけど、最近はネットで木材も買えたりするんで、行ける範囲に売ってる店が無い場合は通販もありかも。
軽くヤスるだけでこれもスベスベに。
木材のヤスリがけが終わったら、続いてラブリコ2x4アジャスターを取り出します。
中身はこんな感じで2つの部品が入ってます。
いつもキッツキツに入ってるので、箱を壊さずに開けられたためしがない。
下用の部品をハメてみるとこんな感じ。
接地面には薄いゴム質の滑り止めも付いているし、普通の棚とかならそのままで十分なんだけど…
今回は成人男性が懸垂をするために利用するんで、床へのダメージを考慮してさらに土台を作ります。
接地面が広くなるほど圧力は分散するんで、もとのラブリコの接地面積の倍くらいになるように家で余ってた木材をカット。
さらに木材そのままだと硬すぎて床に跡が付いてしまうので、それを軽減するためにコルクを使います。
ニトリで買って鍋敷きに使ってた厚さ10mmほどのコルクを半分にカット。
合わせてみるとサイズはちょうど良い感じ。
木工用ボンドで板とコルクを接着したら、
コルクが下になるようにして土台として使います。
このコルクと板の厚みが合わせて19mmなんですが、最初に2×4の長さを決める時に「この厚みの分も計算に入れて」カットしてもらって下さい。
お次はソケット。もちろん丸材の直径に合わせたものを選んでます。
ステンレス色のものが普通だけど、木目調のソケットがあったんでこっちにしてみました。
値段は普通のやつの倍くらい。
電動ドライバーを使い、付属のネジで2x4に留めていきます。
先に下穴を開けておくことで、ネジの入りがスムーズになってネジ頭をナメにくくなります。
低価格で使いやすく、Amazonでの評価も高かったんで僕はこれを買いました。
ドライバーとしてはもちろん、4種の大きさの穴あけ、研磨などにも使えます。ワンタッチで逆回転も出来るのでネジを抜く時にも便利。一台あると作業効率が格段に上がります。
ソケットに丸材をハメ込んだら、とりあえず取り付け完了。
高さは自分が手を伸ばしたよりもちょっとだけ高め。背伸びをしてやっと握れるぐらいにしました。
低いとぶら下がった時に足が付いてやりにくそうなので。
最後にソケットの裏側からこのビスをネジ込んで2×4材と丸材を固定する…
予定なんですが、少し使ってみてからにしようと思います。
その理由は、
試しにぶら下がって何回か懸垂してみたけど、強度をまだ絶対的には信頼しきれないから。
万一折れた場合は丸材をステンレスのパイプなんかに変更する予定だけど、その時はビス打ってない方が取替えが面倒臭くなくて良い…ってことで、とりあえずこの状態で使ってみます。
まとめ
以前は仕事帰りに近所の公園で懸垂をしてました。でも、大人がぶら下がれるだけの高さのある鉄棒って本当に少ない!
仕方なくすべり台の端に膝を曲げてぶら下がって懸垂したりしてましたが、夜の公園で子供用の遊具に取り付いてハァハァ息荒げてるとか、傍から見るとこれ絶対怪しい人でしょ?
不審者と思われるのも嫌だったんで、誰か人が通る度にいったん止めてスマホ弄ってるフリをしたり……
そんな状況から脱出していつでも好きなだけ懸垂できるようにするため、今回自宅に作ってみました。
参考までに、僕の現在の体重は約60kg。
直径32mm、長さ860mmの丸材がこの負荷に耐えられるのかの実験も兼ねて、懸垂やっていきます。
問題無さそうならそのうちディップスやレッグレイズも出来るように改良もするかも。
もし折れたら折れたってまた更新します。
それじゃあまた!
追記
懸垂する時は比較的負荷に耐えやすいバーの端を持つようにしてやってるんですが、それでも結構しなってきます。
やっぱりもう一回り太い木材にするか、金属製パイプを使った方が良さそうだ。
その後やっと改良しました↓
場所がないなら自宅で懸垂!自作バーを改良して強度アップしてみた。
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