【DIY】強度UPのため棚の柱をディアウォールからラブリコに替えてみた。
2019/04/10
昨年6月の大阪北部地震で倒れた棚、やっっと建て直しました。
再建に当たって2×4材を支える突っ張りをディアウォールからラブリコに替えたので、その理由と手順を共有します。
ラブリコに替えた理由
突っ張り力の違い
バネの力で突っ張るディアウォールに対し、バネ+ジャッキの2つの力で突っ張るラブリコ。
単純にラブリコの方がより高い強度で柱を固定できると思ったのでこちらにしました。
ディアウォールで一度倒れてテレビも壊れているだけに、二度目の倒壊はできる限り避けたい。
長さの問題
ディアウォールで使う木材が一般的に天井の高さ-40mmなのに対し、ラブリコの場合は-95mm。
つまりディアウォールで使っていた木材をあと55mmカットすれば、ラブリコに合う長さになるってこと。
すでに棚板用の支えも付けていたんで今ある木材そのまま使いたかったんですが、ディアウォールからラブリコへの変更なら問題なし。
ちなみにラブリコからディアウォールに替えたい場合は…
そのままだと木材の長さが足りないけれど、木材同士を繋ぐための「ジョイント」を使うことで可能になります。(例:200mmカットした上で、別に用意した255mmの木材をジョイントで繋ぐ)
手順
以前の棚
ディアウォールを使っていた以前の棚はこんな感じ。
本など結構重いものを載せていたのも倒れた原因の1つ。なので重いものは別の低い棚に移し、今後ここには比較的軽いものだけ載せるようにするつもりです。
以前の棚を作った時の記事はこちら。
【DIY】ディアウォールでウォリスト並みに奥行きある棚を作ってみた。
色塗り
以前は2×4材そのままの色で使っていたけど、この際渋めの色合いにしてみようと思いワトコオイルを塗ってみました。
もちろん色を変えたりしないのなら、この工程は必要なし。
ワトコオイルのエボニー。一年以上ベランダに置いてたので缶が若干変色してるけどオイル自体は特に劣化無し。
刷毛を洗うのが大変なので、僕は毎回100均のスポンジを使って塗り、使い捨てにしています。四角く平らなスポンジは均一に塗りやすいのでおすすめ。
オイルを入れる容器もバケツなど使わず、ペットボトルを底だけカットしたものやカップ麺の容器などを利用して使い捨て。
エボニーを一度塗りして乾燥中。
木材カット
続いて木材をカットします。木屑が出るので掃除機またはホウキとチリトリを用意しておくこと。
2×4材のカットぐらいならハンドソーでも十分。
カットする位置にボールペンでぐるっと一周線を引き、それに沿って慎重にノコギリを動かします。
フラットな断面。いい感じに切れました。
ラブリコ取り付け
ここで用意していたラブリコ2つを取り出します。
ワトコオイルを塗った木の色に合うように、カラーはブロンズを選択。
2×4材の上下にラブリコを装着。
シンプルにカバーだけなのが下用で、バネ付きジャッキがあるのが上用。
上部接写。
ラブリコを使って両サイドの柱を立てたら、次に棚板を載せていきます。
板の両端を木ネジで留める際、電動ドライバーがあると便利。
棚板は幅約900mmで4mm厚のベニヤ板。
これだけだとしなるので、裏面の両サイドに補強用の板を貼り付け。角はカンナとヤスリをかけて丸めてあります。
ワトコオイルを塗っていないので色はそのまま。
両側の2×4材にオイルを塗った分、以前より深みが出ていい感じ。
棚板は30cm強の間隔で4段。下部は別のラックなどを入れるために空けてあります。
重いものを載せるのは控えるつもりなので、たとえこの前と同じレベルの地震が来ても、もう倒れない…だけの自信あり!
【関連記事】
ラブリコ&ディアウォール、地震で倒れたor倒れなかったもの。
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