飛行機が欠航したらとるべき行動と、海外で振替便に乗った手順。
2018/08/11
飛行機を使う以上、いつかは遭遇してしまうのが欠航の問題。
いざそうなってから焦らないように、あらかじめ対処法を覚えておくことが旅の安心に繋がります。
このページでは欠航した時にとるべき行動を僕の実体験と共に伝えるので、あなたのケースに役立てて下さい。
欠航した際の選択肢
飛行機が欠航した際の選択肢は大きく分けて2つ、振替便を手配してもらうか払い戻しをしてもらうかです。
それ以上の手間をかけずに少しでも早く目的地に移動したい場合は振替便を手配してもらうのが良いでしょう。
逆に旅行の行程全体を見直す場合は払い戻しも選択肢に入ってきます。
ツアー旅行の場合、どちらを選んだにせよ基本的にはツアー会社のスタッフが手続き面はすべてやってくれますが、個人旅行の場合は当然自分で交渉する必要が出てきます。
海外だと最低限の英語(どこの国でも空港スタッフは基本、自国語+英語は話せます)が出来れば何とかなりますが、まったく喋れないとキツいかも。
払い戻しの場合
払い戻しに関してはその日でないといけないわけではなく、本来の搭乗予定日より1週間~1ヶ月前後設けられた規定の期間内にという航空会社が多いようです。
もちろん各航空会社ごとに期間や対応は違うので確認は必須。
すでに空港にいる場合はその航空会社のチェックインカウンターに行って直接希望を伝えてもいいし、そうでなければ電話するのが一番早いです。
もちろんウェブサイトでの手続きでもOK。
欠航での払い戻しの場合、通常キャンセル料や手数料を引かれることはありません。
振替便を手配してもらう場合
欠航が事前に分かっている場合は電話かウェブで、空港に着いてから判明した場合は航空会社のスタッフに直接相談しましょう。
可能な範囲で本来のものになるべく近い便を用意してくれるはずです。もちろん差額などは不要。
現地発便で日にちがずれ込んだ場合、新たに必要となってくる宿泊費やホテルまでの移動費などは出ないことが多いですが、航空会社によっては対応してくれるケースもあるので最初から諦めずに聞いてみることが大切。
個人旅行の場合、何もしないでいるとただ乗れないだけになってしまうので、欠航が分かった時点ですぐに動くことが肝心です。
実際に僕がハワイで欠航に遭ったケース
僕はハワイアン航空でオアフ島からマウイ島への便が欠航しました。
空港の出発ロビーで他の乗客と飛行機を待っていると、当初は少し遅れる的な雰囲気。
周りもおとなしく座っていたのでそのうち飛ぶんだろうなとばかり思っていたけれど、出発予定時刻を30分以上過ぎたあたりで一部の乗客がスタッフのところに列を作り始めた。
どうもおかしいなと思ってハワイアン航空のサイト(日本語版)を見てみるとなんと欠航!!
英語があまり得意でない僕は、とりあえずスマホで日本のハワイアン航空に電話してみたんだけど、「(時差の関係で?)日本からはハワイの振替便を手配することが出来ません。現地スタッフにご相談下さい」と言われました。
仕方が無いので列に並びます。自分の番が来ると、女性スタッフの方から「この便はキャンセル(欠航)になったので、振替便を案内してもいいですか」と提案されので、「イエス、プリーズ」とお願い。
スタッフはカタカタとPCを叩いてから僕にマウイ島カフルイ空港行きの新たなチケットをくれました。
ただ本来はマウイ島カパルア空港行きの便を予定していたのでホテルもそっちで取ってある。
車で1時間ぐらいの距離なのでタクシー代がさらに掛かるのは嫌だなと思っていたら、タクシー用のバウチャーが出るよと教えてくれた。
時間的なロスはあるものの、これで出費が増えることは無くなったと一安心。
同じ空港内をカフルイ空港行きの便が出る出発ゲートに移動し、それもすぐに出発する便だったので当初の予定から2時間程度遅れただけでマウイ島入りすることができた。
これぞ不幸中の幸い。
と思っていたら…
なんといつまで経っても荷物が出てこず、人生で初めてのロストバゲージ。
とりあえず荷物は後で届けてもらうようホテルの住所などを伝え、バウチャーを貰ってタクシー乗り場へ。
「GROUND TRANSPORT VOUCHER 」と書かれたこのバウチャーには、他にも僕の名前や出発地であるここの空港名、行き先のホテル名などが印字されている。
エアポートタクシーに乗ってカパルア空港付近のホテルまで約1時間。余分な出費は無かったけれど、とにかくこの日は疲れました…。
まとめ
現在はほとんどの航空会社において、その公式ウェブサイトで遅延や欠航情報が見られるようになっています。
旅行でも出張でも、飛行機が出る出ないというのは非常に大きな問題となるケースが多いので、余裕があれば度々チェックしておくことをおすすめします。
また、振替便に乗る際は、チェックインカウンターで頼んだ預け入れ荷物だけ別のところに行ってしまうリスクが高くなるので、振替便の手配をしてもらう際そのスタッフにきっちり念押ししておきましょう。
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