勝尾寺の紅葉、2019年の見頃時期は?現地の画像やライトアップ情報も。
2019/05/23
大阪北摂の紅葉スポットといえばやはり箕面。
勝ち運を呼ぶと言われる無数のダルマで有名な勝尾寺を調査してきたので、現地の写真と共に見頃時期の情報などをお届けします。
勝尾寺の紅葉
応頂山・勝尾寺は奈良時代の727年に創建されたと伝わる高野山真言宗のお寺。
大阪府北部の箕面市に位置します。
無数のダルマが置かれた勝ち運の寺としても有名で、受験生をはじめ様々な人が必勝祈願で訪れる。
秋になると敷地8万坪の境内、そして周囲の山々のいたる所で木々が紅葉し、赤黄緑のコントラストを描きます。
この勝尾寺の特徴は非常によく整備されていること。
掛けるべき所にお金を掛けているし、どうやったら人を呼べるかが分かっていてビジネスが上手い。
おかげで映える画が撮りやすいので、たくさん写真を撮りたい人におすすめです。
紅葉見頃の時期と拝観時間
勝尾寺の紅葉見頃の時期は例年11月から。
オオモミジ、イロハモミジ、イチョウ、ドウダンツツジ、ナナカマドなどが紅葉します。
11月初旬から徐々に色付きはじめ、中旬から下旬、また12月初旬にかけてが一番の見ごろ。
拝観料は大人400円、小人(小中学生)300円。
参拝時間(通年)
開門 | 閉門 | |
平日 | 8:00 | 17:00 |
土曜 | 8:00 | 17:30 |
日曜・祝日 | 8:00 | 18:00 |
ライトアップ日 | 8:00 | 19:30 |
ライトアップ期間は11月初旬から末の土日祝。
アクセス・駐車場
住所:大阪府箕面市勝尾寺
電話:072-721-7010
バス
阪急バスの29系統が阪急北千里駅から地下鉄千里中央駅を経由して勝尾寺へ向かいます。
バス停の場所は北千里駅前なら5番乗り場、千里中央は4番乗り場から。
北千里→勝尾寺
北千里 | 千里中央 | 勝尾寺 | |
平日 | 9:00 | 9:10 | 9:43 |
11:05 | 11:15 | 11:48 | |
14:05 | 14:15 | 14:48 | |
土日祝 | 8:50 | 9:00 | 9:33 |
9:45 | 9:55 | 10:28 | |
10:45 | 10:55 | 11:28 | |
12:00 | 12:10 | 12:43 | |
13:00 | 13:10 | 13:43 | |
14:35 | 14:45 | 15:18 |
(2019年5月版)
勝尾寺→北千里
勝尾寺 | 千里中央 | 北千里 | |
平日 | 11:18 | 11:52 | 12:02 |
13:28 | 14:02 | 14:12 | |
16:31 | 17:05 | 17:15 | |
土日祝 | 11:31 | 12:05 | 12:15 |
12:31 | 13:05 | 13:15 | |
13:38 | 14:12 | 14:22 | |
14:26 | 15:00 | 15:10 | |
15:23 | 15:57 | 16:07 | |
16:48 | 17:22 | 17:32 |
(2019年5月版)
平日は一日3本、土日祝でも一日6本のみ。最終が17時台と早いので注意。
車・タクシー
タクシーだと阪急電車の箕面駅または北千里駅から15分、地下鉄御堂筋線の千里中央駅から20分…
と寺の公式サイトには書かれてるけど、リアルな数字をいえば3つの駅どこからでも25分程かかります。
勝尾寺付近の道は細く紅葉シーズンの週末はいつも渋滞が起きるので、11月の土日祝は一方通行規制(府道43号線)が行われるので注意。
ピーク時は駐車場に留めるまで一時間以上かかるのもザラなので、避けたい場合は開門時間の8時を狙って朝イチで行くのがおすすめ。
駐車場と料金
屋外(第一駐車場)と屋内(第二駐車場)の2つがあります。
第二駐車場は高さ制限2mまで。
駐車料金は共に普通車は2時間まで500円。以後1時間ごとに100円。
小型・マイクロバスは1000円、中型・大型バスは2000円。
実際に車で行ってみた。
11月23日、勤労感謝の日の午後に箕面の勝尾寺まで車で行ってみました。
寺のかなり手前から数珠つなぎになった車の列。
駐車場待ちに並んで40分強…これでもかなり短い方。やっと車を止めて入口となる大きな山門へ。
その手前、横断歩道を渡ってすぐのところに山へと続く長い階段があったので、寺に入る前に少しだけ登ってみることにした。
趣のある山道だけど人通りはまったく無い。
この道は古い参道で、国道171号線の勝尾寺口交差点脇にある大鳥居からここまで4kmほど続いている。
一町(≒109m)ごとに写真右の石の道標が置かれているらしい。
紅葉が美しい。
山全体が色付いていた。
そろそろ戻ろう。
山道を下ると再び山門が見えてきた。
山号「応頂山」の額が掲げられた立派な門。
そこを抜けて境内へ。
池に架かる石橋を渡り奥へと進む。
石畳の道の脇にはたくさんの灯篭が。
釣鐘のそばに置かれた無数のミニ達磨。
よく見るとみんな少しずつ表情が違う。
勝尾寺は高野山真言宗のお寺。
なのでこちらの大師堂には四国八十八ヶ所参りの霊場各所から集められた砂があり、それを踏むことでお手軽に八十八ヶ所参りができるとか。
これが本堂。
小高い塚の上に建てられているのは多宝塔。
画になるので写真を撮る人が多かった。
境内に入って一時間半ほど。だいたい回れたんでそろそろ帰ろう。
山門を出てすぐ左手にある休憩所・花の茶屋。そこにも大きな勝ちダルマが並べられていた。
喫茶メニューや甘味の他、勝ちダルマのお土産やお菓子などもあり。
ライトアップはいつまで?
期間は例年11月の土日祝限定。ライトが灯される時間帯は日没から19時半(閉門)まで。
ライトアップされるのは紅葉する木々だけでなく入口の山門、そこから奥へ続く石橋と両側の池の水面。池には白い霧が発生するようになっていて、幻想的な雰囲気を演出します。
奥の多宝塔も下から照らされ、神々しく浮かび上がる。
渋滞を避けるには
一番簡単な選択肢としては土日祝を避けて平日に行くこと。
どうしても休みが土日祝しか取れない場合は、車で朝8時の開門前に現地に到着するぐらいのつもりで。
混雑するシーズンの土日祝、往路にバスを使うのは悪手です。バスは一番早い便でも9時半着。この第一便ならまだギリで渋滞に巻き込まれない可能性もあるけど、第二便以降はかなり危ない。
もし渋滞に巻き込まれたらバスでもタクシーでも駅から勝尾寺到着まで本来25分の道のりに2時間かかるケースが普通にあります。
それを避けるためのもう1つの方法は徒歩で行くこと。
大阪モノレールの彩都西駅からだと距離にして約7km、時間にして約2時間。
ただし車と同じ道を通るのは味気ないので、僕のおすすめは「みのおキューズモール」から国道171号と並行して走る旧西国街道を東へ向かい、勝尾寺口交差点そばの大鳥居をくぐって北へ。
帝釈寺の前を通り、帝釈寺北交差点渡ってすぐのところにある古い石の道しるべと小さな手作りの案内板に従ってその奥の山道(旧参道)を歩いて勝尾寺まで行くコース。
時間はやはり2時間かかるけど、山全体が紅葉してる時期なら気持ちの良いトレッキングになります。
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