【予備知識】自転車でヨーロッパ縦断すると費用はいくら掛かるのか?
2018/05/01
こんにちは、Kouです。
今回はちょうど今僕が準備している、自転車によるヨーロッパ横断の費用について書いていきたいと思います。
もし似たようなことをやってみようかなんて考えてる人がいたら、参考にしてもらえると嬉しいです。
準備したもの
当初は自転車本体が一番の出費でその他は+α程度に考えていたんですが、実際に準備してみると予定よりかなり費用が掛かりました。
ちなみクロスバイク自体初めてなので、ほぼ何も持っていないところからのスタートです。
自転車本体
TREK社のクロスバイク、TREK520Discを買いました。
税込で150,000円。
自転車付属装備一式
泥除け、スタンド、ライト(ジェントス閃)、追突防止用ライト、ベル、ミラー、スキュワーシャフト、サイクルコンピューター、サドルカバー、ボトルケージ×2など。
合わせて約22,000円。
バッグ一式+キャリア
前後輪の両サイドに付けるパニアバッグは荷物を入れるメインの収納になります。
これは防水能力に定評のあるオルトリーブ社のもので揃えました。
そしてハンドルに取り付けるフロントバッグは防水じゃないんですがモンベルのものを。
また、バッグを取り付けるにはキャリア(荷台)が必要。
TREK520Discにはもともとリアキャリアが付いているんですが、前輪にもバッグを付けるのでそちらは別にキャリアを用意しました。
長旅で破損した話をよく見かけるので、もし壊れても溶接できるようクロモリ製のものをということで、ドイツのtubesというメーカーのものをセレクト。
合わせて約52,000円。
テント類
テントはMSRのElixir2(エリクサー2)、ペグはエリッゼステークを購入。
シュラフは前回南米でも使ったISUKAのエア700SLを持っていくので今回の費用には含まず。
合わせて約46,000円。
身につける物
グローブは去年沢登りのために買ったものを流用し、サイクリングウェアはツテで用意できたので買ったのは靴とヘルメット。
靴は日本で履いているスニーカーでも良かったんですが、毎日漕ぎまくったらきっとボロボロになりそうなので、別に格安品を探しました。
レインウェアは防水面が不安ではあるものの、前回使ったレインダンサーで何とか凌ぎます。
合わせて約6,000円。
工具類や修理キット他
予備のチューブ×3、パッチセット、タイヤブート、ミニポンプ、タイヤレバー、エンド金具前後、空気圧計、プロスケットカバー、六角セット
合わせて約15,000円。
合計
以上を足してみると準備だけで合計約291,000円。
自転車本体が15万円に対し、その他のモノにもほぼ同額がかかったことになります。
あと忘れてはいけないのは現地までの往復航空券代(僕の場合は今回ヨーロッパ往復で約8万円)。
また、ウェア類やシュラフ(寝袋)も(もともと持っていたので)今回の計算には入れていません。なのでもし持っていなければ別途費用(ピンキリですが5~10万円前後)が必要です。
自転車で旅しようとすると思った以上に費用かかりますね。
とにかく安く済ませたい場合は、身ひとつで現地へ行って現地で適当な自転車を購入する方が安く上がりそうですが、欲しいものが手に入らないことも多そうなので出たとこ勝負になります。
また帰ってきたら実際に現地で掛かった費用もお伝えできると思うので、しばらくお待ち下さい。
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