【帆船あこがれ2】帆船みらいへに引継がれたセイルトレーニング
2018/05/16
【セイル・トレーニング1】航海体験!帆船あこがれ乗船記 からの続きです。
航海2日目の夕方
夕食後にはグッズ販売もありました。
帆船あこがれTシャツは何とたったの1200円という良心的価格。4000円超えの太陽の塔Tシャツと比べると1/3以下。
今思えば一枚買っておくべきだった…。
黄昏時、太陽の残り香が漂う紀伊水道の空。
船の現在地や明日のルート説明などをするミーティングの様子。
そして…
夜の甲板で行われた斑対抗ロープアート選手権。
僕らの斑が作ったのはタコ。
こっちの斑は操舵で、
この斑は帆船あこがれ他、いろいろ盛り沢山。
爽やかな夜風が気持ちいい。
ビールでもあれば最高なんだけど、アルコールの持ち込みはもちろん禁止。
あっという間に2日間が過ぎて、残すは最終日の半日のみ。
最終3日目、早朝6時半。みんなでデッキ(甲板)を磨きます。
これは訓練生(トレーニー)の重要な仕事。
木製甲板の場合はまず海水と砂を撒き、ココナッツの実を半分に割ったもので床をゴリゴリと擦るのが伝統的な磨き方。
結構力が要ります。
最後に水で流して清掃完了。
寝室ベッド脇、丸窓からの眺め。
停泊しているのは和歌山マリーナシティ沖。サンブリッジの橋脚や海南発電所の鉄塔が見える。
淡路島と和歌山県加太の間に浮かぶ友ヶ島。
その脇を通過して大阪湾へと戻ります。
帆を張ったり仕舞ったりする時は、子供も一緒にみんなで力を合わせてロープを曳きます。
この共同作業こそがセイルトレーニングの根幹。
そして3日目の午後3時過ぎ、無事大阪南港ATC前に帰港。
みんなと別れる時には一抹の寂しさがあったりしつつも、最後に班ごとの記念写真を撮って解散。
大人も子供も2泊3日お疲れ様でした!
まとめ
あこがれには、初めての人でも参加可能なこういう短いコースの他、もっと日数を掛けて遠くまで航海する経験者限定コースも不定期でありました。
過去には小笠原諸島やニュージーランドへの航海が行われたこともあり、「いつかはそんな航海に僕も」と思っていたんですが…
残念ながら、大阪市が行う帆船あこがれのセイルトレーニング事業は2013年3月をもって終了しました。
しかし現在その事業は民間に引き継がれ、あこがれも船体をブルーに塗り直し 帆船みらいへ として運航されています。
トレーニーとして一般参加するだけなら技能も経験も要りません。
要るのは意欲と時間と参加費だけ。
そして帆船での航海体験はきっと素晴らしい経験になります。
興味ある人はぜひとも実際に参加してみて下さい。帆船、めっちゃ楽しいですよ!
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