エビスビールの種類と違い「ロブション、華みやび、マイスター」を飲んで比較

      2019/02/15

エビスビール 華みやび ロブション マイスター 種類

ちょっと贅沢な国産ビールといえば、やっぱりサッポロのエビスビール(ヱビスビール)。

今回はその中から3種類、「マイスター」「華みやび」「ジョエル・ロブション」を飲み比べてみたので、その値段や味の比較結果を共有します。

うまい?まずい?と世間の評判も分かれていますが、実際のところどうなのか?

 

値段を比較する

まずは普通のエビス、あとプレミアムブラックも併せて現在缶で購入できる5酒類を、大手酒類通販カクヤスの販売価格で比較してみました。

  • エビスビール(スタンダード品)350ml 税込み 230円
  • エビス プレミアム ブラック 350ml 税込み 230円
  • エビス 華みやび 350ml 税込み 230円
  • エビス with ジョエル・ロブション 350ml 税込み 240円
  • エビス マイスター 350ml 税込み 248円

華みやびは普通のエビスビールと同じで、ロブションがやや高、マイスターが一番高くなっています。

 

3種類のビールを簡単に解説

エビス マイスター

エビスマイスターは本場ドイツで学んだブリューマイスターを含む50名以上の技術者が結集し、エビスの中でも最高峰を目指して作られたビール。

缶には表面に細かな凹凸を施したウェットルック缶を採用し、材料もロイヤルリーフホップを従来品より1.5倍増量しています。

 

華みやび

華みやびはエビス100年の歴史の中で初めての上面発酵ビール。

酵母は2年半の歳月をかけて1000株以上の候補の中から選ばれたものを使っています。

材料に小麦麦芽を一部使用することで、苦味を抑えて華やかな香りが生まれました。

 

ジョエル・ロブション

フランス料理界巨匠中の巨匠として世界的に知られるジョエル・ロブション監修の元で開発されたのが、この「エビス with ジョエル・ロブション 格別の乾杯」。

以前販売された「薫り華やぐヱビス」や「華やぎの時間」「余韻の時間」と同じ「ジュエル・ロブション」シリーズです。

麦芽にはシャンパーニュ地方で厳選された淡色麦芽、ホップには「ネルソン・ソーヴィン」の他「ハラタウブラン」を使用し、豊かでフルーティな香りを作り上げています。

 

味と香り、そして色を比べてみよう!

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左側のグラデーションした夕日色の缶が「エビス マイスター」。

真ん中の白い缶が「エビス 華みやび」。

右の赤と黒のストライプ缶が「エビス with ジョエル・ロブション」。

それでは実際に開けていきます。

 

エビスマイスター

まずは「マイスター」から。

色味は普通のビール、例えばスーパードライなんかと比べると気持ち濃いめ。

 

エビス マイスター

それではいただきます!

 

香りは…

一般的なビール以上には特に強い香りはないですね。

味はこれ、何て言ったらいいんだろう。

…そう、ホップの苦味がしっかりと感じられる大人の味。

さすが厳選した原材料を使い、マイスター=匠の名を冠して造られたこだわりの逸品。

これはビールが好きな人のためのプレミアムビールって言えそう。

 

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続いては白ビールの「華みやび」。

これはホワイトベルグのグラスでいただきます。

 

エビス 華みやび

さっきのマイスターに比べると色味は少し薄めな気がする。

香りは甘くフルーティ。

何かに似てると思ったら…これはバナナの匂いに近い。

味は最初に軽い苦味が来て、あとはスッと抜けていく感じ。

後味は全然苦くない。

これは女性に受けそうだ。

 

ジョエル ロブション 格別の乾杯

最後は「ジュエル・ロブション 格別の乾杯」。

白ワインのように香るホップと、葡萄やグレープフルーツのように香るホップ。

この2種類のホップを使っているということなんですが、

 

ジョエル ロブション 格別の乾杯

缶を開けてみても特別な香りは正直あんまり。

さっきの華みやびの方がずっと香ってきました。

 

ただ飲んでみると苦味はちゃんとあるんだけど、それが旨味に繋がっている感じ…!

飲み口も重くないし軽すぎもせず、これはビールとして絶妙なバランス。

高級感もあるし、ちょっと特別な日に乾杯するには最適かも。

 

エビスビール味比較

最後に3種類を並べてみます。

 

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左端からマイスター、華みやび、ロブション。

 

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色味の違いが分かりやすいように缶をどけてみました。

ほんの気持ち程度ですが、やはりマイスターの色がやや濃いように見える。

味的にはマイスターとロブションが近いんですが、マイスターの方がよりしっかりと苦味を感じます。

 

まとめ

総評としては、ビールはしっかり苦味が効いていてこそ!という人はマイスター。

甘い香りと軽い飲み口が好きなら華みやび。

強過ぎない程良い苦味とバランスの取れた味が好きなら、ロブションがおすすめです。

特にロブションは限定醸造なので飲みたい人はお早めに。

 

 

 

 

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